前田健太、MLBのピッチクロックとピッチコムの感想を語る　「サイン盗みが…」

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■ピッチクロックの感想も

五十嵐氏は「今年からピッチクロックが入ってどうでした？　焦る気持ちがあった？」と質問すると前田投手は「最初はちょっとありましたね」「パッと見たときに時間がないときは何回かあった」と語る。

そしてピッチコムについては「サイン盗みがあったときはキャッチャーのサインがどんどん複雑になったので。1回首をふると6個、7個出るんで、すごく時間がかかるんですよね。なので機械になってからはランナー2塁のサイン盗みのリスクもなくなりましたし、楽になりましたね。バレているのではないかという不安がなくなった」と話していた。

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■日本のプロでは未採用のピッチクロック

ピッチクロックは試合時間短縮のためにメジャーリーグで導入されたもので、制限時間内に投球をしない場合、1ボールが宣告される。また、打者にも制限時間が設けられ、違反すると1ストライクに。

日本では社会人野球の主要大会で導入されているが、プロ野球では未採用。試合時間短縮の効果が認められているため、導入を求める声もある。

ピッチコムはサイン盗み防止を目的に使用が認められた電子機器で、投手と捕手がそれぞれピッチコムをつけ、どちらかが球種のボタンを押し、自動音声で伝える。