古坂大魔王、かつて広がったまさかの“デマ” 真剣に確認され…「怖いな」
約30年前に経験したという自身に関する“デマ”を明かした古坂大魔王。ネット動画で一世を風靡した古坂の言葉に「重みがある」「いいこと言った」との声も。
■“ネットの言説”について特集
新型コロナウイルス拡大初期の「トイレットペーパーが製造できなくなる」という情報や、昨年起こった福島県沖を震源とする地震での「人工地震説」など、いま世間では誤った“真偽不明の情報”が増えている。
そこでこの日の番組では「ネットの言説」について特集。家族など人との関係に影響が出た場合についてなどが取り上げられた。
■広がったまさかのデマ
ゲストとして出演した古坂はこういった言説に関する経験を尋ねられ、「30年くらい前にですね、僕もまだホームページとかまだやっているときとかに、なぜかあの…僕は3人組だったんですけど、19歳で『元ダチョウ倶楽部だ』という話が広がりまして…」と告白。
「僕19なんで、ダチョウ倶楽部さんって考えたら僕ね、8歳くらいで入ってるんですよ」と明らかにおかしい点があるにも関わらず「仲間内のボキャブラ芸人(フジテレビ系の平成人気バラエティー番組『ボキャブラ天国』で頭角を現した芸人)とかに『本当なの?』って…」と確認されたという。
■「先輩じゃん」と言われ…
「またね、底抜けAIR−LINE(古坂がメンバーだったトリオ名)とダチョウ倶楽部の間違いとかはまだ笑って…ねえ、終われるけど…」という博多大吉の言葉に、「でも『いたの?』って、『先輩じゃん』って言われて…」と古坂。
「真剣に言われるときに怖いな、と」といい、SNSがなかった当時に比べ「ネットは強くなりましたけどね」と語った。
■古坂の発言に「重みがある」の声
シンガーソングライター「ピコ太郎」としても活動し、かつて「PPAP」が一世を風靡した経歴を持つ古坂。
「僕1人が100個の動画を上げれば、100個の動画で言っているということになるじゃないですか」と、SNSが普及し発言力を持った現在では安易に話題を作れてしまうことを指摘。
他にも、テレビでは意見の多様性を考慮して発言しており尖った意見を言わないがために『だからテレビって嘘なんだよ』となる。しかしネットだと思い込みも関係なく言えてしまいすごく刺激的で、それが格好いいとなってしまう、といったネットで真偽不明の情報が流れやすい理由を解説した。
これにX(旧・ツイッター)では「さすが古坂大魔王、複数人のふりして動画あげられます、って。そういうの想像できないと危ないよね」「あれだけネットでバズった古坂大魔王の言葉だからこそ重みがあるな」「古坂大魔王いいこと言ったというか、そういうことよ」との声が上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・今井のか)