みちょぱ、裏金疑惑の安倍派議員をバッサリ 「『アホです』って自分で言ってるようなもの」
派閥の指示でパーティー券収入を不記載にしたと告白する安倍派議員を、みちょぱが「『何の意志もないアホです』って自分で言ってるようなもの」とバッサリ。
17日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、タレントでモデルのみちょぱこと池田美優が生出演。自民党・安倍派の裏金疑惑について告白する議員に「『アホです』って言ってるようなもの」などと厳しく評した。
■裏金議員から相次ぐ告白
番組はこの日も、自民党・安倍派の裏金疑惑をトップから特集した。疑惑をめぐっては関係者の辞任が相次ぎ、宮澤博行前防衛副大臣、鈴木淳司前総務大臣、堀井学・内閣府前副大臣は、パーティー券収入のキックバックを認める発言をしている。
宮澤前防衛副大臣は、派閥から政治資金収支報告書に不記載にするよう指示があったことも認め、“告白ドミノ”が広がっている。こうしたできごとが紹介されると、MCの爆笑問題・田中裕二は「怒ってるそうですけど?」とみちょぱにコメントを振った。
■「『アホです』って自分で言ってるようなもの
みちょぱは「普通に考えて、派閥のせいにし過ぎでしょっていうのもありますし」と責任転嫁を指摘し、「『長年やってきてるなら適法なのかな』って…」と言い訳をバッサリ。
「政治を変えるつもりで議員になってんじゃないのかなと思うから、『自分は何の意志もないアホです』って自分で言ってるようなものですからね」「それくらい、もう自分で認めちゃってるじゃんって思う」と、指示通り不記載にした議員を厳しく斬り捨てた。
■岸博幸氏も怒り
元内閣参与の岸博幸・慶應義塾大学大学院教授も、「私はみちょぱさんの言う通りで、ふざけるなと思ってます」「本当に、国会議員って法律を作る仕事なんですよ。派閥のほうから法律に違反する指示をされて、それで『じゃあいいのかな』って思って従うって、おかしいじゃないですか?」とみちょぱに同意。
「法律を作る人ならば『それはおかしい』と、それを直すというのをやらないといけないのに、それ(派閥の指示)に従っていた。それは『ふざけるな!』と思いますね」「それを、早く告白したら許されるのかと。ちょっと理解できません」と続け、議員側を批判していった。
■支持率下落も当然
その後、こうした問題もあって岸田内閣の支持率が10%台に下がっていることが紹介されると、みちょぱは「岸田さんになってから不信感が強くなっちゃったというか。隠してることが多かったり。この問題に限らず」とコメント。
続けて「みんなそう(感じている)。これは納得の数字」と、内閣支持率の下落も当然だと厳しいジャッジをしている。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)