クリスマスケーキを食べるのは「イブ」か「安くなってから」か? 若い世代は変化の兆しも
25日以降は割引されることも多いクリスマスケーキ。食べるタイミングには世代差があることも判明した。
街がライトアップなどで華やかに彩られるなか、お店などではクリスマスソングが聞こえることも増えてきた。クリスマスといえばプレゼントやディナーも楽しみのひとつだが、様々なケーキも魅力だろう。
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■25日以降は割引も
クリスマスケーキといえば、フランスのロールケーキ「ブッシュドノエル」、粉砂糖に包まれて濃厚な味わいの「シュトーレン」、最近注目が高まるイタリアの「パネットーネ」など、個性も豊か。
日本では、昔ながらのショートケーキやチョコレートケーキも人気だ。ただ季節ものなので、クリスマス当日である25日以降は極端に割引されることもあり、ネットでは「半額セールはいつから?」と注目する人も見られる。
クリスマスイブのディナーか、安くなる25日以降か、それとももっと早くか。クリスマスケーキは、いつ食べる人が多いのだろうか。
■7割以上が「イブ派」だが
Sirabee編集部が、12月1〜8日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「クリスマスケーキ」について調査したところ、「12/23以前」と答えた人が6.6%。ちなみに、アドベントの期間に少しずつ食べ進めていくドイツのシュトーレンはこのスタイルだ。
最も多かった答えはクリスマスイブの「12/24」で74.2%。割引になることが多い「12/25以降」と答えた人は19.2%だった。
■若い世代では「25日以降派」も
今回の調査結果では、世代差も顕著に表れた。「クリスマスイブに食べる」と答えた人が最も多かったのは、60代で81.4%。「昔ながらの日本のクリスマス」を過ごす人が多いのかもしれない。
一方、10〜20代では、イブに食べる人が71.1%を占めるものの世代別では最も少なく、安くなる「25日以降に食べる派」が25.0%にのぼる。
コスパに敏感な若い世代は、アパレルのセールを待つようにケーキが割引になるタイミングを待つ人も多そうだ。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)