トコジラミがついに日本に襲来… 「ダニやシラミではありません」アース製薬が撃退法を徹底解説
日本でも相談件数が上がっているトコジラミ。アース製薬が紹介した対策方法に「良い情報」と反響が寄せられている。
殺虫剤メーカー「アース製薬」が1日、X(旧・ツイッター)の公式アカウントを更新。トコジラミの対策方法を解説し、ユーザーから反響を呼んでいる。
【ポスト】「これは良い情報」アース製薬がトコジラミ対策を解説
■トコジラミ対策を紹介
トコジラミはフランスや韓国を中心に世界各国で広まっており、日本でも相談件数が上がっている。刺されると赤い発疹ができ、人によっては激しいかゆみに悩まされるため、適切な対策が必要だ。
同社は1日に「アース製薬が教えるトコジラミ対策 〜旅行編〜」と題したポストを投稿。旅行先でのトコジラミ対策を解説した。
まず、持っていくものとして『サラテクト ミストタイプ』のような虫よけスプレーを挙げる。
「エアゾールタイプは機内に持ち込みができません」とミストタイプの必要性を示して、「腕・足などお肌の露出部分には約15cmの距離からスプレーし、顔・首筋には手のひらにスプレーしてお肌にぬってください」と使い方を紹介した。
■旅行先に着いたらやること
続いて「旅行先に着いてやること」として「明かりをつける」「荷物や上着は一旦バスルームに置く」と説明。部屋をトコジラミが苦手な明るい場所にして、トコジラミが潜んでいる可能性があるクローゼットやバッゲージスペースは一旦避けたほうがいいとのこと。
さらに、「ベッド周りや部屋に茶~黒いシミがないか、虫がいないかチェックする」と伝える。
チェックする場所は「ベッドのスカート部分」「マットレスの継ぎ目」「バッゲージスペースやクローゼットの上部角」など7項目を記した。
■ダニやシラミではなく…
チェックで注目するポイントは「トコジラミ(茶色いのが大人、白色が子供)がいないか」「茶~黒いシミ(血糞:吸血した血が糞になって出た痕)」の2点。
「もし、虫やシミを見つけたら… 荷物を持ってフロントに行き部屋を変えてもらうよう相談してみましょう」と推奨した。
旅行先の部屋に着いたらすべきを説明すると、「トコジラミは、ダニやシラミではありません」ともつづる。トコジラミはカメムシの仲間であるため「ダニとりシートやダニよけスプレーでは防げません」と明かした。