高木豊氏、プロ野球タイトルめぐる記者の“おふざけ票”に苦言 「許しがたい」
読売ジャイアンツ・小林誠司への「1票」でも話題になった、ベストナインの記者投票。高木豊氏は、選ぶ基準を設けてほしいと訴える。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が2日、自身の公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。記者投票によって選定されるベストナインなどについて語った。
■21試合出場の小林誠司に1票
日本野球機構(NPB)は11月27日、セ、パ両リーグのベストナインを発表した。
プロ野球担当記者(有効投票数セ=305、パ=267)の投票で選ばれたのだが、今季わずか21試合の出場にとどまった読売ジャイアンツ・小林誠司選手にも1票が。
SNS上では「小林誠司に1票入れた記者はなんなん?」「ふざけすぎ」などの声が上がっていた。
■投票辞退の案も
高木氏は「頭にくるのもわかる。『何でこの選手に入ってるの?』って」とファンに同情し、“おふざけ票”には「見てないのか、それとも本当にふざけてるのか。それは許しがたい。無責任だよな」と苦言を呈した。
今後は、選ぶ基準を設けてほしいと訴える。「ある程度の基準と、匿名ではなく誰が投票したかわかるようにしたほうがいい。『今年は(選手を)見れませんでした』っていうなら、投票を辞退するとか」と提案した。
■「改善の動きないのが問題」の声
また、解説者が投票するのもアリではと持論を述べる。「ちゃんと見れる人に投票されたほうが選手も嬉しいんじゃないか」と語った。
コメント欄には「基準を設けるのは賛成」「選手間投票はメジャーでもあるし絶対やるべき!」「ここ何年かこの問題は言われ続けてますが、システムを変えるとか改善しようという動きがないのが1番問題な気もします」などの声が寄せられている。