怖い部分もあるけれど… 約8割の「厳しいことを言う人」に対する以外な評価
優しい人のほうが、一緒にいて気持ちが落ち着くのはわかるけれど…。
あまりにも厳しいことを言われるよりも、優しく接してくれたほうが好感を持てるのかもしれない。しかしときには、厳しく言う人も必要だと考えている人も多いようだ。
■約8割「厳しい人も必要な存在」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「人間関係」に関する意識調査を実施したところ、全体で84.8%の人が「厳しいことを言う人も必要な存在だと思う」と回答した。
男女別では、男性が82.7%、女性が86.9%となっていた。
■厳しい人を求める女性たち
性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっているのが印象的だ。
しかし男性のほうもすべての年代で8割前後の高い割合になっており、老若男女が厳しい人は必要だと考えていることがわかる。
■厳しい先輩に頼り切っていて…
厳しいことを言ってくれる先輩を持つ20代女性は、「私自身はあまり人にきついことを言えない性格で、会社でも後輩には甘く接してしまっています。しかし先輩は私と違って、きちんと厳しいことを言える人なんです。私が言えない部分を、代わりに先輩が言ってくれていて…。完全に、甘えてしまっていますね」と話す。
先輩に頼り切っているとも思っているようで、「おそらくうちの部署は、その先輩がいないと馴れ合いのせいで崩壊しているかもしれません。きっと先輩は一人だけが悪者になっているので、ストレスをためているでしょう。せめて私が、もう少ししっかりしなければいけないのですが…」と続けた。
■甘やかしてくれる人も必要
ネット上では、「人間には自分に厳しい人も必要だよ」や「厳しい人はストイックに努力できて、結果出しているイメージがある」など厳しい人を評価する発言も多くみられた。
しかし一方では、「厳しい人も必要だけど、甘やかしてくれる人もいないと狂っちゃうよ」や「面倒見が良くて仕事には厳しい人らしいけれど、萎縮するような言い方はやめた方がいい」などの厳しい人への批判もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女1,000名