埼玉の映画館で発見した張り紙、その内容に目を疑う… 埼玉県民の「過酷な日常」が話題に
埼玉県の映画館内にて発見された、思わず目を疑う張り紙が話題に。「埼玉県民の日常」が露呈し、全国に衝撃を与えている。
23日より、映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』が公開。前作に多数散りばめられた地元ネタ、ぶっ飛んだディスネタを受け、続編公開を楽しみに待っていたファンも多いだろう。
しかし現在X(旧・ツイッター)上では、同作における埼玉県民(人)の立ち位置が「決してフィクションではなかった」と、話題になっているのだ。
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■張り紙の内容に目を疑う…
今回注目したいのは、Xユーザー・くらんくさんが投稿した1件のポスト。
『翔んで埼玉』に対する凄まじい愛情が感じられる、さいたま市の映画館・MOVIXさいたまに関する投稿に引用リポストをする形で「特筆すべきは!!! こっちだろうが!!!」と、力強い文章を綴っている。
どうやらこちらは映画館内で撮影した入場口のようだが…なんと、順路には「チケットを持った埼玉県人の入場を許可する(いらっしゃいませ)」と、衝撃の1文が記されていたのだ。
■他県民は「イカれてやがる…」
『翔んで埼玉』の前作を鑑賞した読者には既知と思うが、同作内にて埼玉県民(人)が東京都内に出る際は「通行手形」が必須。そのため埼玉と東京の境にある川口は「関所」として機能しているのだ。
「とはいえ、映画に出てくるのは誇張した表現だろう…」と悠長に構えていた人も少なくないと思うが、前出のポストを受けて「本当に埼玉県民は、日常的に手形の提出を義務付けられているのでは…」と驚き出す人々が続出。
件のポストは投稿から数日で1,000件以上ものリポストを叩き出し、他のXユーザーからは「イカれてやがる…」といった声が寄せられていたのだった。
■県民もこれにはニッコリ
「海がない」「池袋でしか遊ばない」などとディスられる機会も多いが、我われ埼玉県民は「山田うどん」を主食とし、「北辰テスト」に学ぶ、朗らかで温厚な民族である。正確にいうと記者は「浦和民」なのだが、余計な軋轢を生むため、この話題はここでとどめたい。
ポスト投稿主・くらんくさんも、映画館での光景を受けて「とても気合いが入ってて面白かったです」「さいたま新都心という土地柄、大宮・与野・浦和ののぼりがあり、地元感満載で嬉しかったです」と、笑顔のコメントを寄せてくれた。
特筆すべきは‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️こっちだろうが‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ https://t.co/ij50bLlvwq pic.twitter.com/tjB2UlgVJb
— くらんく🆚お原稿 (@crankpomme) November 13, 2023
なお、作品公開初日の上映スケジュールを見ると、同館では『翔んで埼玉』を4シアターにて計20回上映する、理外の強行突破を予定していることが判明。
鑑賞の際は通行手形(鑑賞チケット)を忘れないように。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)