誹謗中傷をめぐる旧ジャニーズの対応を痛烈批判 二次的責任を「どう取るのか」元文春記者が指摘

スマイルアップ(旧・ジャニーズ事務所)による、被害者に対する誹謗中傷への対応について、『週刊文春』の元記者が問題点を指摘。「無神経なスタンスは一貫して続いている」と話す。

■二次的責任を「どう取るのか」

赤石氏はさらに、「もちろん全てのファンがそうではない」としつつ、「(誹謗中傷が)記者にも来ていますから、当然、被害申告した人には100倍近くは来ていると思う。一次的には誹謗中傷した人に問題がありますけど、二次的にはファンクラブを運営している事務所側にも問題があると思う」と指摘。

「まずファンクラブ内でそういう話をするべきだし、『そういうことをするならファンクラブを解散します』という厳しいスタンスを取らないと、ホームページでちょっと載せたところで何が止まるんですか、という話。一次的な責任ではないにせよ、二次的な責任をどう取るのか問われるべきだと思う」と訴える。

甚野氏も、「スマイルアップが、そういう誹謗中傷するやつらを法的に訴えて、身元確認してやればいい。それも被害者補償でしょう?」と主張していた。

関連記事:東山紀之、社長辞退の“決定打”は妻・木村佳乃への影響? 「すごい不自然だった」元文春記者が考察

■「誠意を感じられない」の声

2人の指摘に、ユーザーからも「全く誠意を感じられない」「事務所側が本気で被害者への誹謗中傷を止める気があるのなら、『今後、被害者への誹謗中傷が確認された場合、弊社が警察に通報し摘発に全面協力します』とファンに向けてアナウンスすればいい」「補償会社なのに『スマイルアップ』とか名づけちゃうのも非常識」「闇の深さに嫌気がさしてしまう。側から見てる我々がこうなのだから、当事者(被害者)は出口すら見えないことに絶望しますね」といった声が寄せられている。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■スマイルアップの対応の問題点を指摘