埼玉で発見した映画館、何かがおかしい… 地元愛の強さが「最高すぎる」とネット民驚愕
映画『翔んで埼玉』の続編公開を控え、さいたま市の映画館・MOVIXさいたまが本気に。同作に「全振り」した光景が話題となっている。
■この埼玉県人、完全にノリノリである
さすがMOVIXさいたま、翔んで埼玉以外の宣伝は全捨てしてて素晴らしい。 pic.twitter.com/kpynV6mSKI
— 江ノ島 (@enoshima666) November 11, 2023
件のポストにも指摘のリプライが散見されたように、じつは今回話題となったスペースが「同一の作品ポスター」で占められるケースは多い。取材に際し、MOVIXさいたま側も「こちらのスペースが1つの作品で使用されること自体は、珍しくないです」と認めている。
その上で「しかし勿論、これだけ目立つ場所ですので、当劇場でも推している作品が選ばれます」「また今回の『翔んで埼玉』につきましては、前作もこちらをジャックした際に大きな話題となっており、今回も実施した次第です」と、劇場一丸となって作品をプッシュしている旨をコメントしてくれたのだ。
■全ての県民の思いがひとつに…!
江ノ島さんの投稿にを契機に、全国規模で大きな注目を集めた件について、MOVIXさいたまも大いに感動している模様。
担当者は「突如話題になって驚いていますが、埼玉に光を当てていただき嬉しく思っています。前作では来場者数全国1位の記録を出したMOVIXさいたまが、今回も『翔んで埼玉』の聖地となるよう、埼玉県民の光になれるよう頑張っています!」と、笑顔で語る。
さらには「今回も埼玉県中から埼玉県人がここMOVIXさいたま集まり、みんなで心をひとつにして『翔んで埼玉』を楽しんで頂きたいという思いも込め、前作以上に各所の展開を実施しています!」と、ノリノリなコメントも得られたのだ。
記者も現地を確認してきたが、MOVIXさいたまというより、同館の属する商業施設「コクーンシティ」全体から、映画を機に「埼玉をより盛り上げよう!」という気概が感じられた。
ぜひ埼玉県民(人)も、他の民族も、『翔んで埼玉』の聖地・MOVIXさいたまに集結してほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)