既婚女性が「愛人との結婚資金」のため車売却 新時代の到来と男女同権を主張
夫はいるけれど、「愛人と結婚式を挙げたい。それにはお金が必要」と考えた女性。そこで車を売ることに決めたと明かし、「イケメン割引もあるわ」などとコメントした。
「時代は変わったの」「夫を複数持つ女が勝つ時代なのよ」と話した既婚女性。その思い切った行動と主張について、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。
■車の売却望む女性
「愛車を売り払ってお金を手に入れたい」と考えたタイの既婚女性アンスマリンさんが、大事にしていた日本車を売り払おうことにした。
その価格は、9万バーツ(約38万5,013円)。アンスマリンさんはこの値段を黄色い紙に印刷し、次のような宣伝文句を添えて車に貼り付けた。
「緊急セールです!」「愛人と結婚するお金が必要なんです」「9万バーツ。現金のみ」「交渉には応じます」。これを見て驚いた人物が複数メディアに情報を流したことで、アンスマリンさんの奇抜なプランが世間に知れ渡った。
■愛人との結婚を切望
メディアの取材に応じたアンスマリンさんは、「宣伝文句でしたら全て事実ですよ」と激白。「夫はすでにいるんです」「でも、同じ職場で働く男性と恋に落ちてしまいました」と堂々と語った。
また相手も気持ちは同じだったもようで、ふたりの関係はヒートアップ。とりあえず結婚式を挙げる予定も立てたが、肝心のお金がないため、手っ取り早くお金を確保する手段として、愛車の売却を思いついたのだと明かした。
■「イケメン割引」も
価格は9万バーツとしているものの、割引価格での提供も考えているとアンスマリンさんは話す。もし買いたいという人がハンサムであれば、特別割引価格で車を譲ってもいいというのだ。
アンスマリンさんは「だって、マジでお金が必要なんですもの。愛人も私と一緒になることを望んでいるんです」「でもお金がないのよね…」と述べている。
■男女同権に言及
「“夫”は二人いるほうがいい」と信じるアンスマリンさんは、離婚は考えていないらしく、「そもそも、古い時代は終わったのよ」とコメントしている。
さらに「男女同権を諦めちゃ駄目なのよ」「一夫多妻というライフスタイルを貫く男性がいるのだから、その逆もありでしょう」「だからお願い、車をどうにかしたいの、未来の夫が待っているんだから」とも話した。
アンスマリンさんについて知ったネットユーザーらは、「資金が早く貯まるといいね」「愛人の顔が見たい」と書き込んでいるが、今のところ顔出しで取材に応じているのは、アンスマリンさんだけのようだ。
・合わせて読みたい→夫が「チャンスがあれば浮気する」宣言を実行? 略奪婚を経た妻が苦悩
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)