ヒゲのおじさんが教える「ザ・男料理」的すき焼きがネットで話題 “隠し味”が味の決め手に…
調理時間約7分、主な材料はネギと牛肉、卵だけという“シンプルすき焼き”が激ウマだった。
夏が終わったと思ったら、秋をふっ飛ばし一気に冬になった感のある日本列島。そんないま、ネットで「カンタンで激ウマい」話題の鍋レシピがある。具材にウイスキーをぶっかけて味をキメるという、分かりやすい調理工程が最高で…。
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■ヒゲのおじさんが教えてくれた
ヒゲのおじさんマークでおなじみのウイスキー・ブラックニッカ。同商品の公式X(旧・Twitter)では、ウイスキーを使ったカンタンレシピを定期的に紹介しており、11月7日に投稿され約2,500リポスト、約6,000いいねを叩き出したのが、“立ったネギ”のビジュアルが特徴の「スタンディングねぎ鍋」だ。
投稿では、「ねぎのぶつ切りを立て、周りに牛切り落とし肉を敷きつめる!肉にブラックニッカ クリアの水割りを回しかける!市販のすき焼きのタレを全体にかけ、蓋をして約5分煮て完成じゃ!」と、シンプルな工程が記載。これなら料理下手な記者でも作れそう…と材料を買ってきてトライしてみた。
■材料も超シンプル
使う食材は、牛肉、長ネギ、すき焼きのタレ、そしてブラックニッカ。Xで紹介されていたレシピには分量が書かれていなかったので、写真を見ながらアバウトに作ってみる。
長ネギはトロトロ食感がウリでちょっと太めな下仁田ネギを2本使った。白い部分を5~6cm幅に切り、小鍋に垂直に立てる感覚で並べていく。均等な長さ&切り口を平らにしておくのがポイントで、ここを雑にすると上手く鍋に“スタンディング”しないので注意だ。
続いてネギの周りに、牛切り落とし肉を敷き詰める。記者は140g入ったアンガスビーフを用意したが、最終的に200g~250gはあったほうがボリューム感がより強調でき良かったかもと後悔。ネギを倒さないためにも、たくさんお肉を入れてあげよう。
■蓋を開けると…
この料理、ここまできたらほぼ完成したのと一緒だ。
ウイスキーの水割りをグラスに作り、肉の上に回しかける。その後、すきやきのタレをざっくり全体にかけたら蓋をし、火にかける。5分ちょっとして蓋を開けると、良い感じに肉、ネギが煮込まれており超ウマそう。細かい火の調節なども不要で「ザ・男料理」という感じ。ワイルドに、鍋に箸を突っ込み持実食スタートだ。
溶き卵を用意し、ネギと肉を浸して食べていく。
■トロトロのネギが最高…
ネギはトロトロに柔らかくなっており、適度に残っている食感が美味しい。
ウイスキーをまとった肉もじつに柔らかく、旨味が凝縮された印象。アルコール分はしっかり飛んでおり、酒臭さなど一切ないので安心してほしい。これまで料理で日本酒は使ったことがあったものの、ウイスキーだとさらに上品な味わいになった感じだ。
卵のクリーミーさ、肉とネギから出たエキス、そしてウイスキーとすきやきのタレの濃厚な味わいがミックスされ、お酒にも白米にもがっつりマッチする逸品となった。
これまですきやきを作るとなると、色々材料を準備したりと少し手間だったが、シンプルかつ大胆なこのレシピだとかなりの時短になる上、満足度も高い。ぜひ一度お試しあれ。
11月7日は #鍋の日!旬を迎える長ねぎで~
\スタンディングねぎ鍋/
ねぎのぶつ切りを立て、周りに牛切り落とし肉を敷きつめる!肉に #ブラックニッカ クリアの水割りを回しかける!市販のすき焼きのタレを全体にかけ、蓋をして約5分煮て完成じゃ!トロトロのねぎと牛肉の旨みが堪らんぞい! pic.twitter.com/5EkrHqXT2U
— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) November 6, 2023
■執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーからスポーツまで精力的に取材しつつ、中年独身ひとり暮らしを謳歌する。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)