人類学者がリサイクルショップで頭蓋骨を発見 「人間の物らしい」と警察も発表
ハロウィン用のグッズが置かれている陳列棚に、頭蓋骨が…。たまたま店にいた人類学者による発見に続き、現地警察が捜査を始めた。
リサイクル品を扱う店に置かれていたハロウィングッズを見て、「これは人の頭蓋骨だ」と確信した学者。店のオーナーの反応なども含め、『Fox News』『People』などアメリカのメディアが伝えている。
■ショックを受けた客
アメリカ・フロリダ州リー郡にあるリサイクルショップを利用した客が、ハロウィン用のグッズが並ぶコーナーで異様な物を見つけた。
その客は人類学者だったこともあり、よくできた商品をじっくり眺めて「これは人間の頭蓋骨だ」と確信したという。
通報を受け頭蓋骨を回収した現地の保安官事務所は、公式Facebookで写真を公開して「頭蓋骨が見つかった」「人間の物であると考えられている」と発表。今後は検視局と協力し、頭蓋骨の分析を進める予定だという。
■数年前に購入した物か
頭蓋骨を入手した経緯について聞かれた店のオーナーは、「数年前に購入した保管庫に入っていた物です」と話しているという。当局も、現時点では「事件性はない」と見て調べを進めているようだ。
ちなみにフロリダ州では、人骨であると知っていながら売買することは法律で禁止されている。
■別の州でも頭蓋骨が…
今年9月には、アリゾナ州のリサイクルショップでも似たような出来事があった。不用品として寄せられた寄付物品の箱から、やはり人の頭蓋骨が出てきたのだ。
当局によると、この頭蓋骨は剥製と一緒に箱に詰められていたとのこと。しかしずいぶん古いもので、当局はやはり「事件性はないもよう」と発表している。
■怖い中古商品も
海外にあるリサイクルショップでは、商品を十分に確認しないまま陳列することがあるようだ。そのせいで「珍しい物を買った」「買った品に妙な物が紛れていた」という客も多く、SNSなどでさまざまな購入品が公開されている。
一部が血まみれの雑誌、違法ドラッグの容器、大量の爪で創ったとみられるアート作品なども話題を集めており、「これだから中古品は嫌い」「こういう物もあるから面白い」と賛否両論の声が上がっている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)