結婚式より保護犬の引き取りを優先させた夫婦 時間変更しスーツとドレス姿で施設へ
自身の結婚式よりも、保護犬の引き取りを優先した夫婦。参列者に頼み挙式の時間を早めてもらうも、一瞬で終わらせ犬の元へ駆けつけたそうだ。
ある夫婦が1匹の保護犬に見せた愛情が、良くも悪くも世間の大きな注目を浴びている。アメリカの『People』や『Yahoo!』が報じた。
■ジャーマン・シェパードが好きな夫
アメリカ・バージニア州に暮らすエデュアルド・デル・ポゾさん(21)とリーガン・マストさんが、結婚式の日に経験した出来事が話題を呼んでいる。
幼い頃からジャーマン・シェパードを飼い、一緒に成長してきたエデュアルドさん。夫婦は保護犬を引き取りたいと考え、10月26日にフェアファックス郡の動物保護施設を訪れた。
■引き取り条件が結婚式と丸かぶり
ふたりは施設の職員から、生後4ヶ月のジャーマン・シェパードの子犬デイジーが、もうすぐ引き渡し可能になることを知らされた。
そこで「ぜひ引き取りたい」と即答したところ、10月28日の11時から開かれる保護施設の新設によるオープニングセレモニーに参加することが条件だと告げられたという。
しかしエデュアルドさんとリーガンさんは、同日の11時から挙式の予定を立てていた。
■結婚式より保護犬を優先
ふたりは「デイジーを引き取ることが最優先だ」と確信し、オープニングセレモニーへの出席を決意。ダメ元で、式場スタッフや親族、友人らに結婚式を9時からに早められないか相談した。
参列者たちの理解が得られたため、ふたりは28日の朝一で挙式。写真撮影だけ済ませると、着替えもせずウェディングスーツとドレス姿で保護施設に向かった。
■海兵隊のふたり
夫妻はともに米軍の海兵隊に所属しており、体力には自信がある。動物保護施設のマネージャーであるレベッカ・カヴェドンさんは、「ふたりはほかの里親希望者よりも一番乗りでした」と明かす。
ふたりはデイジーを渡され抱き上げた瞬間を思い出しながら、メディアに「それはまるで一目惚れのようでした。彼女はとても可愛くてスウィートです」と幸せそうに語っている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)