「一度ブレーキを」橋田康氏&カウアン・オカモト氏が呼びかけ 旧ジャニーズ「当事者の会」男性の死亡報道
旧ジャニーズ「当事者の会」に所属していた男性の死亡報道を受け、カウアン・オカモト氏が心境を明かした。同様に被害を訴えていた橋田康氏も自制を呼びかける。
元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏、橋田康氏が14日、公式X(旧・ツイッター)を更新。スマイルアップ(旧・ジャニーズ事務所)の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害問題で、被害を訴えていた「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の男性の死亡が報じられたことについて言及した。
■SNSでの誹謗中傷に悩み
報道によると、「当事者の会」に所属していた大阪府内の男性が、10月中旬から行方が分からなくなっていた。男性はその後、同府箕面市内の山中で見つかり、死亡が確認された。近くには遺書のようなものがあったという。
男性は一部メディアで被害を告発した後、SNSで誹謗中傷を受けるようになり、悩んでいたと伝えられている。
■「一番恐れていたことが」
この報道を受け、カウアン氏は今年5月に自身が投稿していた「誰かがこの件で僕も含めて命をたつようなことがあるのが一番怖くなりました。僕はもう自分に嘘つきたくないし、誰かを憎みたくない。感謝も消えない。被害者の方々やまだジャニーズ事務所に所属されているタレント、人間の心のケアを優先してあげてください」とのポストを改めて引用。
「僕が一番恐れていたことが起きてしまいました。どうか皆さん慎重に愛を持って発言してください」と呼びかけ、「ご冥福をお祈り申し上げます」とつづった。
■橋田康氏も「一度ブレーキを」呼びかけ
オカモト氏と同様に被害を告発している橋田氏も同日、公式Xを更新。男性について報じるニュースを引用すると、「僕にも誹謗中傷はきのうもきょうもすでに来ています。来ない日はないです」と明かす。
続けて、「今は僕への誹謗中傷は少ないほうだと自分で勝手に感じてます。僕でこれなら? と思うと他の方への誹謗中傷は計り知れない」とし、「沢山の想いがあると思うけど、本当にお願いします。一度ブレーキを 誰も前に進めなくなってしまう」と自制を呼びかけている。