7割以上の人が悔しさを経験 「他人のミスをネタにして笑いを取ろうとするなんて」
エジソンは「うまく行かない方法を発見しただけだ」という。
■失敗を笑われて悔しい思いをした
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で72.4%の人が「失敗を笑われて悔しい思いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は72.8%、女性は72.0%という結果になっている。
■怒られているのをニヤニヤ笑われて…
編集部が話しを聞いた40代の男性は、「新人の頃、ミスをして上司に怒られている僕を見て、ネタにしたり笑いを取ろうとしたりする先輩がいて、すごく嫌な気分でした」と述べた。
それだけでなく、面倒な仕事を振ってきたり、重要ではないようなことを細かく指摘してきたりするなど、チクチクと嫌がらせをされて、当時はかなりつらかったという。
■運動神経の悪さを笑われて悔しかった
小学生のとき、体育の授業が嫌いだったという40代の女性は、「私は運動神経が悪く、何をやっても鈍くさかったので、皆に笑われることが多い体育の授業が嫌いでした」と述べた。
平均台で失敗して落下したとき、本当に痛かったのに笑われて悔しかったのを覚えているそうで、「この運動神経の悪さを子供が受け継いでいなくて良かった」と話してくれた。
■失敗から得られるものを大切に
失敗することは決して悪いことではない。いまの状態や実力を知り、次への目標を定めるための1つの過程として捉えることで、得られることもあるだろう。失敗を笑われ、悔しかった思いは、その先の成長で見返すこともできる。
発明王として有名なエジソンは、「失敗ではない。うまく行かない方法を発見しただけだ」と言って、何事にも挑戦し続けたという。何が足りなかったのかを前向きに考えてステップアップしていくことで、最後には、失敗した過去を自分でも笑い飛ばせるようになるのではないだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)