堀江貴文氏、X JAPAN・HEATHさん死去受け大腸がん検査を呼びかけ 「悲劇を繰り返さないように…」
堀江貴文氏が、X JAPANのベーシスト・HEATHさんの訃報に「悲劇を繰り返さないようにするため」と大腸がん検査を呼びかけた。
実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が12日、自身の公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。ロックバンド「X JAPAN」のベーシスト・HEATHさん(享年55)が大腸がんで死去したことを受け、検査を促した。
■HEATHさんが大腸がんで死去
HEATHさんの死去は今月7日に報じられ、バンドの公式サイトでは11日に正式に発表された。
公式サイトでは、「6月に病院での検査で大腸がんが発見され闘病生活を送っておりましたが、10月に入り容体が急変し入院先の病院で息を引き取りました」と説明され、バンドメンバーが直接お別れをしたことや、近親者のみで葬儀が行われることなども記載されている。
■堀江氏が検査を呼びかけ
一般社団法人「予防医療普及協会」の理事も務める堀江氏は動画で、HEATHさんの訃報に言及すると大腸がんの特徴について話す。
大腸がんは、悪化する前のポリープ(大腸にできるいぼ状のもの)の段階で切除することができれば問題ないと伝え、世界の多くの国では大腸がん検診、内視鏡検査が推奨されていると述べる。
日本では「欧米型の食生活になったから大腸がんが増えた」「食生活を変えよう」という主張があると言い、「それ以前に大腸がん検診やれよって話なんですよね」と意見した。
■“悲劇”を繰り返さないための検査
続けて堀江氏は「大腸内視鏡が怖いんだったら、まず便潜血検査っていうのをやりましょう」「いわゆる検便ですね」と内視鏡検査以外の方法も勧める。
「ぜひですね、大腸内視鏡検査、いきなりそれがやりたくない人は検便をやってください」「50代近くですね。アラフィフになったらぜひ受けてください」と呼びかけた。
堀江氏は現在51歳だが「僕はじつは受けてですね、2回ともポリープありませんでしたので、3年から5年来なくてもいいよっていうふうに医者には言われたんですけれども」と明かしつつ、最後は「HEATHさんのような形にならないようにするためにも、こういった悲劇を繰り返さないようにするためにも、予防できるがん、大腸がん、検査をぜひしてください」と再び呼びかけている。
■医療従事者から感謝も
堀江氏の動画を見た視聴者からは、「知名度ある人が予防医療等の活動をするのは素晴らしい」「この啓発は本当に意味があると感じます。ホリエモンさんありがとう」と称賛の声が寄せられ、「医療従事者です。堀江さんが、くわしく大腸がんと検診について話してくれて嬉しいです」と医療現場に携わる人からのコメントも上がった。
堀江氏は以前から予防医療の啓発活動を行っているが「ホリエモンがずっと提唱してるので、毎年年始に胃と大腸はカメラ検査してる」と影響を受けている視聴者もいるようだ。