バナナの仮装男が路上で立小便し逮捕 警察官はコスチュームで手が滑り確保に苦戦
バナナのコスチュームに身を包んだ男が路上で立小便。警察官に見つかって逮捕された。
アメリカで、夜中に路上で立小便をした男が逮捕された。『Fox News』『New York Post』などが伝えている。
■仮装して街に繰り出した男
10月29日夜、フロリダ州の大学に通う男（20）がバナナのコスチュームを着用して、バーやナイトクラブの集まる繁華街に繰り出した。
この日はハロウィンのイベントが各所で行われ、繁華街周辺は多くの人でにぎわっていた。同州警察は多数の署員を配置して、治安維持にあたっていたという。
■路上で立小便
キーウェスト署の警察官らも繁華街に派遣され、周辺の交通整理を実施。そして深夜1時頃、通り沿いに立っていた警察官が、バナナに仮装した男が歩道側で立小便をしているのを発見した。
男が酔っていたのかは不明だが、目の前の道路を挟んで反対側に簡易トイレがあるにもかかわらず、その場で用を足していた。警察官が男を呼び止めると、男はジグザグ走行しながら逃げたという。
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■軽犯罪法違反で男が逮捕
追いかけた警察官が男の腕をつかんで制止しようとするも、コスチュームで手が滑って捕まえられず、男は身をかわして逃げた。もう一人の警察官が壁際まで追いつめたことでようやく捕まえることができ、脚を払って倒したうえで手錠をかけたという。
男は公共の場で立小便をしたことによる軽犯罪法違反、逮捕の抵抗による公務執行妨害で逮捕された。男の認否は不明だが、現在は保釈金を払って釈放されている。初公判は11月16日の予定だ。
■逮捕を疑問視する声も
男逮捕のニュースが報道されると、SNS上では「目の前にトイレがあるんだから。そっちでしなさい」「バカ騒ぎするにしても、マナーは守るべき」「アウトなのは立小便というよりも、公共の場で男性器をさらしたこと。逮捕は妥当」など、批判的な声があがった。
他にも、「排泄は自然現象で我慢できないときもある。逮捕はやりすぎ」「立小便が罪になるなら、ホームレスを全員逮捕すべき。不公平だ」など、逮捕を疑問視する声もある。
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（取材・文／Sirabee 編集部・宮 ちてら）
