鮭を「あるもの」で煮込んだら激ウマに… 「その発想はなかった」ネットでも驚きの声
焼くイメージが強い鮭。だが、「ある調味料」で煮込んだところ、食べる手が止まらない最高の味になったのだ…。
9~11月の鮭は「秋鮭」と呼ばれ、あっさりしつつも旨味が凝縮されて絶品だ。鮭の料理というと、焼くイメージが強い。
ネット上では、「あるもの」を使った鮭煮込みが注目を集めていて…。
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■鮭を煮込む料理が話題に
ことの発端は、10月に投稿されたあるX(旧ツイッター)ユーザーのポスト。内容としては、生鮭を麺つゆで煮込み、冷蔵庫で冷やして食べると美味しいというものだった。
鮭は子供から大人まで人気だが、塩焼きやホイル焼き、ムニエルなど、焼いて食べるイメージが強い。宮城県では、鮭を醤油やみりんと一緒に煮込み、煮汁でご飯を炊き、ご飯の上に鮭の身といくらを乗せる郷土料理「はらこ飯」がある。
ただ、他の魚と比べると煮込み料理は少ない印象だ。
■ネットでも驚きの声続出
実際、「鮭煮込み」が目新しく映った人は多かった様子。ネット上では、「これは革命的」「そもそも鮭を煮るって発想がなかった」「鮭煮るのは初めて聞いた」「やわかく保存できそうだしいいな」など、驚きの声が多数あがっている。
記者も鮭は寄せ鍋の具材に入れたことはあったが、これまで焼いて食べることが多かった。麺つゆで煮込むことでどんな味になるのか、実際に試すことにした。
■ご飯が進む味付けに感動…
作り方はシンプル。市販の麺つゆを水で3倍に薄めて、全体に火が通るまで煮る。
粗熱を取って、一晩冷蔵庫で寝かせて完成だ。1日経って、全体の色が変わり、昆布だしのいい香りが漂っている。
箸で軽く触れただけでも、ほろっと崩れるような柔らかさ。食べると、鮭の旨味にほどよい麺つゆの塩気が加わり、美味しい。
ご飯との相性も抜群で、食べる手が止まらない…。
■焼いた時の「あの問題」も解決
実際に作ってみて、一晩冷蔵庫で寝かせる工程が大事だと感じた。煮込んだ直後の鮭を味見した際は少々薄く感じたが、冷やしたことで全体に味が行き渡った印象だ。
また、焼いた時と比べて、臭いが付かないのも大きいと思う。焼き魚はグリルを使うにせよ、フライパンを使うにせよ、煙が出て部屋に臭いが付いたり、調理器具に独特の臭いが残ってしまいがち。煮込みであれば煙も出ず、臭いも最小限に抑えられる。
鮭の麺つゆ煮込み、ぜひ試してほしい。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)