計画性ゼロの義父母へ援助・同居に拒否感ある嫁 「困っても自業自得では…」
生活がだらしなく、老後の蓄えもない義父母。経済的援助や同居を期待され困っている女性が、掲示板に悩みを書き込んだ。
夫の両親だから、経済的援助や同居は当たり前。そんな決めつけに困惑しうんざりしている女性が、苦しい胸の内を明かした。
■体調を崩した義父
海外で暮らす女性には、子供がいない。「持病が遺伝したらかわいそう」と考えた末に、妊娠・出産をあきらめたからだ。
今年は体調の悪化で手術も受けたがうまくいかず、今も体に痛みが残ったまま。そのせいで仕事もできないため、老後に苦労しないようお金は慎重に使い、節約に励んでいる。
そんな中、夫の両親の要求に女性は悩むように。最近では義父が入院したと知らされ、「介護付き住宅に入れてやりたいの。その費用を出してほしい」と義母に言われたばかりだ。
■だらしない義父母
女性も切り詰めた生活をしており、余裕があるわけではない。そこで「貯金はないのですか」と勇気を出して聞いてみたところ、義母は「ないの、全部使っちゃったから」と答えた。
義父母は若い頃から金遣いが荒く、貯めようとはしなかった。それに体が弱っているのは苦労したからではなく、これまで医師のアドバイスを無視し、薬を飲もうとさえしなかったせいだ。
しかも揃って性格が悪く、女性の夫も虐待されて大きくなった。そんな義父母が困っていても、「自業自得でしょう」としか女性には思えなかった。
■いずれは義母の世話も？
このままでは義父も長くは持たないだろう。義理の妹らはすでに義母の今後について話し合っているが、当然のように女性が夫と暮らす家に呼んで同居するものだと決めつけている。
女性は「せめて使っていない物は売ればどうでしょうか」と夫の家族に提案してみたが、断られてしまった。
車を含む高級品はあるのに売ろうともせず、援助と同居だけを求める義母と親族にうんざりしている女性が、ネット掲示板『Reddit』に投稿して助言を求めた。
■「断るべき」という声が続々
投稿を読んだユーザーらは、「援助はしないほうが良い」と判断。誰かに文句を言われた場合、「ならあなたが引き受けてはどうか」と提案すべきだと書き込んだ。
それでも相手が諦めなければ「人を助ける余裕が私たちにもない」と伝えることが大事であり、まずは自分の健康と結婚生活を大事にしてほしいと助言している。
貯蓄ゼロのシニア世代は日本でも急増中だ。義父母への援助、同居などを巡る家庭内トラブルも少なくないと言われている。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
