非接触デリバリーで料理の盗難被害が発生 困った女性が監視カメラ映像を公開

非接触デリバリーを利用したところ、繰り返し食べ物を盗まれ女性が激怒。犯人が映る監視カメラ映像をSNSで公開し、「これ、誰の子ですか」と書き込んだ。

フードデリバリー・バイク・配達員

新型コロナウイルス感染症の影響により、配達物を直接渡さない非接触デリバリーや置き配を利用する人が、ここ数年で急増している。そんななか、届けられた料理を盗む10代少年の映像を被害者がネットで公開したことを、『AsiaOne』など海外メディアが伝えた。


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■料理を盗まれた女性

10月26日、シンガポールで暮らす女性がフードデリバリーを利用。料理を直接受け取らずにすむ非接触デリバリーをリクエストし、配達員が来るのを楽しみに待っていた。

しばらくすると配達員が到着し、料理を置いた場所がわかるよう写真を撮影して送信してきた。女性はそれを確認しさっそく取りに出たが、料理はすでになくなっていたという。

女性が注文した料理を盗まれるのは、これが二度目。腹を立てた女性が監視カメラを確認したところ、以前に同様の被害に遭ったときに映っていた10代少年の姿が、またしても残っていた。

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■SNSで映像を公開

女性は配達員が配達完了時に撮影した写真と監視カメラの映像をSNSで公開し、「1ヶ月ほど前に、あなたは私のカレーを盗みました」「そして今日はインドネシア料理を持ち去ったのね」と書き込んだ。

女性はさらに「このガキめ、私の食べ物に手を出さないでよ」「この子の親を見つけたいと思っています」「これ、誰の子ですか」とも書き加えた。

その後、女性は警察に通報し、二度にわたって同じ少年に食べ物を盗まれたと伝えたそうだ。

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■予防策を取ることに

写真と動画を見た人たちは驚き、「(10代とはいえ)子供とはいえない年齢のはず」「監視カメラを設置していて本当に良かったと思う」といったコメントを多数書き込んでいる。

また女性は一部メディアの取材に応じ、「遠いレストランもあるので、これからもフードデリバリーは利用するつもりです」「ただこれからは同じ被害に遭わないように、予防策を取るつもりです」とも話した。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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