多部未華子、『いちばんすきな花』に映らない性格 撮影現場で見せる姿に周囲も驚嘆
『いちばんすきな花』で主人公の1人を演じる多部未華子。カメラが回らないところでの評判は…。
ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)が回を重ねるにつれ、注目度を増している。主人公の一人、多部未華子の演技も好評だ。
結婚、出産を経た、多部の評価はというと…。
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■人間関係では不器用な女性を熱演
『いちばんすきな花』は、4人の俳優が主演を務める新しい形の「クアトロ主演」ドラマ。年齢も、過ごしてきた環境も異なる4人の男女が、「男女間に友情は成立するのか?」をテーマにそれぞれの人生を歩みつつ、お互いに刺激を受けながら成長していく物語だ。
多部は、新潟から上京した学習塾の講師を務める女性役。子供の頃から何事も全力で打ち込む真面目な性格であるものの、周りに本音を打ち明けるのが苦手な女性を演じ、注目を集めている。
■「演技に深みが増した」という評価も
多部は2019年に写真家・熊田貴樹と結婚し、21年に第一子を出産した。結婚後も女優業は好調だ。
19年の『これは経費で落ちません!』(NHK)や20年の『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)、昨年の日曜劇場『マイファミリー』(同系)など、話題作に多数出演している。
あるテレビ局関係者は近年の多部の活躍ぶりに関して、「真面目な役からコミカルな役まで幅広く演じ分けられます。ここ数年は見る人が思わず感情移入するまっすぐなキャラクターを巧みに演じている印象です。10代の頃から数々の賞を受賞する演技力がありますが、結婚・出産を経てさらに深みが増したと思います」と、評している。
■現場で見せた姿に驚きの声
安定した演技力があるからこそ、オファーが途絶えないのだろう。前出のテレビ局関係者によれば、業界内では多部の人柄を評価する声も多いという。
「地道な努力を欠かさない印象です。先輩、後輩問わず、現場で他の俳優の表情や仕草をよく見て、吸収しようという姿勢が窺えます。リーダーとしてみんなを引っ張っていくタイプではありませんが、多部さんがいることで刺激を受けるタレントも少なくないんですよ。彼女は2002年に女優デビューしたので、芸歴20年以上になりますが、努力を惜しまない姿には驚かされますよ」(前出・テレビ局関係者)。
■「変に気取らないサバサバした性格」
テレビで見る多部からおっとりした印象を持つ人もいるかもしれない。実際の彼女はいい意味でそうしたイメージと異なるようで…。
「誰に対しても、変に気取らずサバサバした性格です。作品の宣伝も兼ねた取材では、どんな質問にも迷いなく、自分の言葉で話してくれるので、インタビュアーからも好評です。多部さんと一緒に仕事すると、もう一度仕事がしたくなる不思議な魅力があります」(前出・テレビ局関係者)。
これからも、多部の演技はたくさんの人を魅了してくれるに違いない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)