女装男がモールの女子トイレで盗撮し逮捕 「逃して」と頼むも実刑の可能性
ヒジャブをかぶって顔を見えにくくするなど、簡単な女装で女子トイレに侵入。盗撮を試みた20代の男が逮捕された。
女子トイレで盗撮を試みたことが発覚し、逮捕された男。これまでにトイレで撮影したとみられる大量の盗撮動画を所持していたことを、『AsiaOne』など海外のメディアが伝えた。
■女子トイレに入った男
10月22日、マレーシア・ジョホール州で暮らす男(23)がヒジャブをつけ、ペディキュアを塗り女性用のサンダルを履いて女装し、ショッピングモールの女子トイレに侵入した。
そこで盗撮をしようとしたところ、女性に怪しまれて騒動が勃発。「スマホを差し出しなさいよ」「パスワードを今すぐ教えなさい」「嘘をついたら叩くからね」と女性が大声をあげたため、ショッピングモールの男性職員が駆けつけ、男を取り押さえた。
■大量の動画を所持
男のスマートフォンを確認したところ40以上もの盗撮動画が残っており、いずれも女子トイレで撮影したものと判明。この日に撮影したものかは分かっていないが、近くで様子を見ていた客たちからは怒りの声があがった。
「本当に恥ずかしい」と男はうなだれ、「でも僕は既婚者なんです」「どうかこのまま逃してほしい」と頼んだという。しかし当然許されることはなく、その後に警察に逮捕された。
■実刑になる可能性も
現地警察は10月23日に声明を発表し、逮捕された男について「前科はない」と公表した。今後もし有罪が確定した場合、懲役2年の実刑判決が下される可能性がある。
女装癖があるのか、以前から同じ方法で女子トイレに侵入していたのか、また本当に既婚者なのかなど、詳しい情報は明かされていない。
■同じ手口の犯罪が後を絶たず
2022年にはアメリカ・テキサス州の男(45)が、やはり女装してショッピングモールの女子トイレに入り、個室の下からスマートフォンを差し入れて盗撮を試みた。しかし女性に見られたことから逃げ出したが、ほどなくして逮捕されている。
日本でも、トイレが性犯罪の現場になるケースが非常に多い。公共トイレが見えにくい場所に設置されていることも、要因のひとつだと言われている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)