大谷翔平の「憧れるのをやめましょう」が流行語ノミネート FA争奪戦で移籍先にも注目
2023年の「新語・流行語大賞」に、大谷翔平が発言した「憧れるのをやめましょう」がノミネート。「ポジティブで希望ある言葉」の声も。
年末の風物詩となっている、「2023ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が2日に発表され、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が発した「憧れるのをやめましょう」が候補入りした。X(旧・ツイッター)では大賞獲得への期待や、フリーエージェント(FA)となる大谷選手の行方にも注目が集まっている。
■WBC決勝戦前の円陣で…
大谷選手は、今年3月に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に日本代表・侍ジャパンのメンバーとして出場。
アメリカとの決勝戦の前の円陣で、アメリカ代表にMLBの有名選手が揃っていることに触れて「憧れるのをやめましょう」と呼びかけ、「憧れてしまっては超えられないので。僕らはきょう超えるために、トップになるために来たので」と訴えた。
その言葉通り、9回2アウトの場面で、大谷選手はエンゼルスの盟友マイク・トラウト選手と対戦。見事に三振を奪い、侍ジャパンが世界一となった。
■「汎用性が高かった」「いろんなところに影響」
この印象的な言葉がノミネートされたことに、Xではユーザーから「今年の流行語大賞は絶対『憧れるのをやめましょう』一択でしょ!」「どう考えても『憧れるのをやめましょう』」「憧れるのをやめましょう以外にあるのか今年」と推す声が。
さらに、「スポーツ界のみならずいろんなところに影響与えてると思うんだよ」「今年、これ以上すごくポジティブで希望ある言葉には出会えませんでした」「野球贔屓とか抜きにしてもめちゃくちゃ汎用性が高かった」といった意見もみられた。
■あす3日にFA
その大谷選手は、MLBの2023年の全試合終了を受け、あす3日(現地時間2日)に自身初のFAとなる。
最初の5日間はエンゼルスだけが交渉できるが、その後は8日(同7日)に全球団との交渉が解禁に。報道によると、ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツら複数の球団が獲得に向けて動くとみられており、5億ドル(約750億円)を超える争奪戦が繰り広げられることが予想されている。
■「どこ行っても応援」の声
Xでも、「本命のドジャースになるのか、東海岸のチームを選ぶのか」「レンジャースも優勝したから強く出れると思う」「リハビリの1年はエンゼルス、その後二刀流でFA移籍というルートが一番ありそうだけどなぁ」と予想合戦が。
また、「どこの球団行くか楽しみ」「一切無関係なのに私が緊張してる(笑)」「どこ行っても応援したい」「来年の旅行先になるので、私も動向を見守る」といった声も見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)