高橋文哉、『フェルマーの料理』に映らない人柄 現場での行動に関係者も仰天
『フェルマーの料理』で主演を務める高橋文哉。彼の学生時代はドラマの役と似ているようで…。
放送中のドラマ『フェルマーの料理』(TBS系)が、回を重ねるに連れて注目度が増している。主演を務めるのは、高橋文哉。
近年、多くの連続ドラマに出演する高橋だが、テレビに映らない場所での評判はというと…。
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■両理と数学を合わせた異色のドラマ
『フェルマーの料理』は、数学者を目指すも挫折した天才数学少年の主人公・北田岳が、カリスマシェフ・朝倉海と出会い、料理の道に進む物語。岳は、海が経営する一流レストランで実力あるシェフと切磋琢磨しながら、数学的思考で料理の新境地に到達していく。
主人公の数学少年を高橋が、彼の才能に期待するシェフ役を志尊淳が演じる。
■「喜怒哀楽を表現するのが上手い」
高橋は2017年に「男子高校生ミスターコン2017」でグランプリに選ばれ、翌年から芸能活動を始める。その後、21年の『最愛』(TBS系)や22年の『君の花になる』(同系)、今年1月クールの『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)など、話題のドラマに多数出演。
あるテレビ局関係者は、高橋の演技力をこう評する。
「芸能活動を始めてまだ5年ですが、ドラマに出るごとに成長しています。表情豊かで、ちょっとした目や口の動きで喜怒哀楽を表現するのが上手く、明るい役から陰のある役まで巧みに演じ分けていますね。最近はドラマの企画会議で彼の名前があがることも多いんですよ」(テレビ局関係者)。
■ドラマの役と重なる? 高橋の学生時代
今作では、料理がテーマとあって、高橋が腕を振るうシーンが多い。華麗な手つきが印象的だが、「料理」は彼の得意分野だ。
「料理の学校を卒業して調理師免許も持っています。今回のドラマは、一流レストランという設定なので難易度の高い料理も多いですが、高橋さんは少し練習しただけで手際よく作っているそうです」(前出・テレビ局関係者)。
高校生の頃に芸能活動を始め、瞬く間にブレイクした高橋。一見、順風満帆に見えるが、苦労することも多かったようで…。
「調理師免許と高校卒業の資格を取れる高校に進学し、夜遅くまで中華料理店でアルバイトをしていたそうです。学校の勉強、アルバイト、芸能活動で、学生時代はほとんど遊ぶ時間もなかったことでしょう。忙しい合間を縫って、演技の勉強を積み重ねていたんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
今作で、高橋は志尊演じるシェフの家に住み込み、一流レストランでハードな修行をする役。彼の学生時代と重なる部分も多いのかもしれない。
■カメラが回らないところでは…
テレビでは巧みな演技で見る人を魅了する高橋。演技力に加えて、現場での細かい評判も良好だ。
「単に言われたことをやるのではなく、自分に何が求められているかに気付き、実践している印象です。まさに、『一を聞いて十を知る』カンの良さに驚く人も多いんですよ。誰に対しても礼儀正しく、素直なので、年上のタレントやスタッフからも愛されていますね」(前出・テレビ局関係者)。この辺りも、仕事が途切れない理由の一つだろう。
これからも、高橋は俳優としてスターダムを駆け上がっていくに違いない。
■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『コタツがない家』(日本テレビ系)、『いちばんすきな花』(フジテレビ系)、『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』(日本テレビ系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)