西島秀俊主演の新ドラマ『さよならマエストロ』 「企画書を読んだ段階から涙」
1月新ドラマ『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』。主演・西島秀俊、娘役には芦田愛菜が決定。
■主人公は才能あるマエストロ
同作の主人公・夏目俊平(なつめ・しゅんぺい)を演じるのは西島。
映画やテレビドラマに数多く出演し、昨年の第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞した映画『ドライブ・マイ・カー』では主演を務めた。日曜劇場への出演は『流星ワゴン』に主演して以来9年ぶり。
西島が同作で演じる夏目は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)。
大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。
しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何1つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。
5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。
■娘役には芦田愛菜が
そんな夏目の娘・響(ひびき)を演じるのは芦田愛菜。芦田の日曜劇場出演は『南極大陸』以来となる。『南極大陸』放送当時は7歳だった芦田だが、今作では市役所に勤務する20歳の女性を演じる。
父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる…。
■言葉と音楽が奏でる豊かな旋律
世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか。
そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない夏目が、父としてもう1度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく…。
同作は、金曜ドラマ『凪のお暇』、『妻、小学生になる。』などを手掛けた大島里美氏によるオリジナルストーリー。
人の心の内側を丁寧に描き出す大島氏が初めて日曜劇場作品を担当する。言葉と音楽が奏でる豊かな旋律と圧倒的スケール感に期待。