和田アキ子、山崎まさよしの返金騒動に歌手目線でコメント 「同業者として…」
山崎まさよしの歌唱拒否とコンサート返金騒動に、和田アキ子が同業者としてコメント。一部理解を示しながらも…。
■「今日はあんまり歌いたくない」で返金騒動に
山崎は21日のコンサートで「今日はあんまり歌いたくない」「しゃべる回にする」「気に入らないならチケット代返金しますよ」などとトークコーナーを延ばし、約2時間半の公演で8曲しか歌わなかったことが話題に。
これに客席からは「早く歌え」といった野次が飛び交い、途中退席する客も続出したことで、所属事務所は希望者への払い戻しを発表した。
■一部理解も「上から目線」
和田はこれらの発言に「ここまで言うってすごいなぁ…」と驚くも、「ファンの人が行くわけだから、極端に言うと『今日はあんまり雰囲気じゃないから喋り長くするね』ってのはあると思うんですよ」と理解を示す。
ただ、返金発言については「上から目線で、『嫌だったらどうぞ』みたいな感じじゃない?」と苦言。
退席した客については、「私もいろんな人の観に行ったり聞きに行ったりするけど、そのための時間を作って、前からね。必死で行くわけだから。帰るってのはよっぽどのことだと思うんですよ」「映画だったら時々あるけど」など、その心中をおもんぱかった。
■「不思議でしょうがない」
和田がさらに「何でだろう?」と山崎の心境を推察すると、陣内智則からは「スタッフの人ともし揉めてて、感情でやったら嫌やなって思う」とのコメントが。
「話したいことがホンマにあって、俺の歌よりトークを、新鮮な取れたてのトークがあるんやっていう気持ちならまだ理解できる」と続けたが、和田は「それやったら反対に、お客さんは帰らないと思う」「山崎くんを好きで行ってるわけだから、何をしゃべろうと歌おうと」などと持論。
「私は、同業者として不思議でしょうがない」と率直な疑問を口にした。
■「少ないと思う」「歌うべきだった」と明言
ここで、和田が先日のコンサートで23曲を熱唱したことが伝えられると、「これぐらいやらな、お客様に喜んでもらえない」とコメント。8曲の山崎に「ちょっと少ないと思う」と改めて苦言を呈すると、別の例として、ライブMCが長いことで有名なさだまさしが紹介される。
和田は「さだくんは長いよ~!」「前、コンサート行ったのよ」「なかなか歌わない」などと笑顔を見せ、パネルでは、さだのステージトーク集がアルバムで発売されるほど好評だとの紹介も。
これに和田は「さだくんの場合はちょっと違うから」などと指摘し、改めて「山崎くんは歌うべきだったんですよ」と明言した。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)