工藤公康氏、日本シリーズの“戦い方”と重要な作戦を解説 「最初のうちに…」

工藤公康氏が日本シリーズの戦い方を解説。勝利するために重要なのは…。

■バッテリーでプレッシャーを

2017年の日本シリーズについてラミレス氏は「甲斐拓也がキャッチャーだと走塁を使った戦略が難しいですよね。盗塁、エンドランが非常に難しくて。まあランナーにもあまり出られませんでしたけども、監督としてはストレスでしたね」と振り返る。

すると工藤氏は「相手の作戦とか戦略を、プレッシャーを掛けてできなくさせるというのは、唯一できるのがバッテリーなので。投げるということが唯一守りのなかで攻撃できるということを考えると、そこは相手の作戦を取らせないために、僕らができる唯一のこと」と語っていた。

関連記事:阿部慎之助新監督は「十分やっていける」 宮本慎也氏が太鼓判、巨人の課題も指摘

■日本シリーズ経験が豊富な工藤氏

工藤氏は現役時代、西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツの3球団で日本シリーズに出場し、11回の日本一を経験。1986年の日本シリーズではサヨナラヒットを放っている。

また、監督としても7年で5回の日本一を達成。2019~2020年の日本シリーズでは読売ジャイアンツ相手に8連勝するなど、短期決戦で無類の強さを見せた。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■工藤氏が日本シリーズの戦い方を語る