1247キロの「世界一重いカボチャ」がギネス世界記録に パイ687個を作れる大きさ
カリフォルニア州で開催されたカボチャの計量大会で、最重量の世界記録を更新。「マイケル・ジョーダン」と名付けられた。
アメリカ・ミネソタ州の男性が栽培したカボチャが、カリフォルニア州で行われた計量大会で「世界最重量」に認定されギネス記録を更新した。『UPI』や『NBC News』が報じている。
■世界記録を更新
カリフォルニア州ハーフムーンベイで開催された「第50回世界選手権カボチャ計量大会」で、同州の園芸教師トラビス・ギンガーさん(43)がエントリーしたカボチャが2,749ポンド(約1,247キロ)を計測し、「世界一重いカボチャ」としてギネス世界記録を更新した。
「マイケル・ジョーダン」と名付けられたギンガーさんのカボチャは、1個で少なくとも687個のパイを作ることが可能だとされている。
ギネス・ワールド・レコーズによれば、以前の世界記録は2021年にイタリアの生産者が栽培した2,702ポンド(1,226キログラム)だった。
■通算3度目の優勝
ギンガーさんは裏庭でこのカボチャを栽培し、今年は特に丁寧に世話をして、1日に12回の水やりや追肥を行ったという。4月10日に植えて以来、給餌や世話に総額約1万5,000ドル(約224万円)かかったことも明かされた。
10代の頃から父親の影響を受けカボチャ栽培を始めたギンガーさんは、過去4回開催された巨大カボチャコンテストのうち3回で優勝する常連で、昨年エントリーした「マーベリック」の重さを大きく更新した。
■賞金は約447万円
この新たな世界記録のカボチャにより、ギンガーさんは3万ドル(約447万円)の賞金を獲得した。優勝賞金は次のカボチャの栽培に使うそうだ。
ギンガーさんの巨大カボチャは、ハーフ・ムーン・ベイの「アート・アンド・パンプキン・フェスティバル」で、来場者とともに写真撮影ができるように展示される。
■ギネス記録認定の世界一重いカボチャ
Defending champion Travis Gienger set a new world record with his 2749-pound monstrous, mind-blowing gourd to dominate today’s 50th Safeway World Championship Pumpkin Weigh-Off in Half Moon Bay CA. He pocketed $30,000. The beast will be the star of this weekend’s Pumpkin Festival pic.twitter.com/fgzVh2BlZh
— Half Moon Bay Art & Pumpkin Festival (@HMBPumpkinFest) October 9, 2023
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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド)