「オンライン彼氏」ビジネスで生計を立てる双子の兄弟 収入は毎月157万円にも
若い双子の兄弟たちが始めた「オンライン彼氏」ビジネスが大ヒット。アイディア次第で、誰にでも億万長者になれるチャンスがある時代だと証明している。
ひと昔前は「お金持ち」と言えば、社長や医者といったイメージが強かった。ところが最近は、自ら起業したりインフルエンサーとして活躍したりと、アイディア次第で誰にも億万長者になれるチャンスがある。
そんななか、ある双子の話題をシンガポールの『AsiaOne』や『Head Topics』が報じた。
■学生時代にモテた経験から起業
マレーシアに住む双子の兄弟であるマリクさんとライハンさんは、弱冠23歳ながら月に1万4,500シンガポール・ドル(約157万円)を稼いでいる。
事業の内容は「オンライン彼氏」もしくは「オンラインフレンド」。アイディアを思いついたのはマリクさんで、大学生の時だったという。
マリクさんは「自分で言うのも恥ずかしいけれど、僕たちは学生時代にモテたんです」と明かす。女性たちから連絡先を聞かれ、デートに誘われることが絶えなかったそうだ。
■女性とのやり取りをビジネスに
マリクさんはモテることが最初は嬉しかったものの、次第に億劫に感じるようになったという。そこで「これをビジネスに変えられないか」と思いついた。
「誰かといろいろな会話を楽しみたいけれど、話す相手がいない」「彼氏や友人が欲しいけどできない」という女性が多いことに気づいたからだ。
そしてマリクさんは、ライハンさんに起業を提案。顧客を対象に、クアラルンプール市内のドライブやテレビ電話、美味しいディナーを届ける、特別な日に花束を送るなどのサービスを始めたという。
■まるで恋人や友人のように
最初は遊び半分のつもりだったが、内容を充実させていくうちに人々の注目を集め、今では多くの顧客を持つように。
「顧客には、恋人や友人ができたかのような気持ちになってもらいたい」と考えているふたりは、今後もさまざまなアイディアを織り交ぜていく予定だという。
また男女の関係になることを望む顧客もいるが、そういう時は規約違反にあたることを丁寧に告げ、やんわりと逃げるそうだ。
■難題を求める客も
過去に一度、「自殺するのを手伝ってほしい」とふたりに哀願する男性が現れた。しかしつらい悩みや相談を聞いてあげことで、最終的に彼を踏みとどまらせることに成功したという。
顧客は性別、年齢、独身・既婚に関係なく大勢おり、なんと有名人やVIPもいるそうだ。ふたりはメディアに「要望が僕たちの限界を超えない限り、これからも続けていきたいです」と話している。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)