子犬を襲った先住犬を殺害した飼い主が逮捕 止めようとした妻にも暴行働く
新入りの子犬を襲った先住犬に激怒した男。犬を射殺しただけでなく、妻にまで暴力を振るって逮捕された。
アメリカで、家族に迎え入れられたばかりの子犬に先住犬が噛みついた。これに激怒した飼い主の男が、犬を射殺して逮捕されている。『The Big Mad Morning Show』『The Smoking Gun』などが伝えた。
■先住犬のフードボウルに近づいた子犬
フロリダ州に住む男(36)が、2匹目の犬が欲しかった妻(36)と息子(4)のために子犬を入手し、9月9日に家へ迎えた。家には2歳になる先住犬がおり、子犬との関係も問題なかったようだが、2日後に問題が起こった。
男が餌やりのために先住犬のフードボウルにドッグフードを入れたところ、子犬が近づいてそのボウルに顔を突っ込んだ。それに気付いた先住犬が、子犬に噛みついて攻撃したそうだ。
■先住犬を射殺して妻にも暴行
子犬が攻撃されて激怒した男は、先住犬の首の後ろを掴んで、裏庭に放り投げたという。
さらに男は棚から銃を取り出し、妻に「そんなことする必要ない」と制止されるも無視して、先住犬を銃で撃って殺害した。
その後、部屋に戻ってきた男と妻は言い争いを始め、激高した男が妻の腕を掴んで顔を殴ったという。暴行を受けた妻が警察に通報し、発覚した。
■DVなどで男が逮捕
すぐに警察が駆けつけて、妻に対するDV、動物虐待などの疑いで男を逮捕した。妻によると、男はかなり酔ってはいたが、これまでこんな残酷なことをしたことはなかったそうだ。
男は容疑を否認しているが、逮捕の翌日に保釈金を払って釈放されている。裁判所は男の暴力行為を危惧して、妻や子供に近づかないよう接近禁止命令を出したという。
■逮捕の男に批判殺到
このニュースが報道されると、ネット上では「いくら酔っていても、犬好きならこんな残酷なことをするわけがない。許せない」という声が上がった。
さらに「2匹目のお迎えは難しい部分もあるが、殺すなど論外」「解決方法に処刑を選んだ男。絶対にサイコパス」「奥さんは早く子供を連れて逃げるべき。動物の次は人間がターゲット。刑務所に一生いてほしい」など、批判が殺到している。
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(取材・文/Sirabee 編集部・宮 ちてら)