和田アキ子、杖つきながらイベント出演　ジャニーズ会見を意識し「質問は1社1問で！」

5日、都内で開かれた「機能性表示食品『シャキニン』新CM発表会」が開かれ、歌手の和田アキ子が登壇。手術を受けた膝の調子や、デビュー55周年への思いを語った。一方、芸能界を震撼させているジャニーズ問題について触れる一幕も。

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■あの会見を意識？

ジャニーズ事務所の会見直後ということもあり、“芸能界のご意見番”和田の発言に注目する記者も多かったこの日のイベント。会場入場時、取材陣一人ひとりに向けてイベント関係者が「ジャニーズについては何も話しませんから！」と釘を刺す厳戒態勢だった。

和田本人は登場早々「世間色々大変なのに、来ていただいて…」と言い出し、「みなさん（質問は）1社1問にしてね！」と、ジャニーズ会見を皮肉る発言をかましニヤリ。

囲み取材でも「（指名）NGリストはないですけど」「ジャニーズ以外なら、質問何でもOKなんですから！」と自らネタにするほどの余裕を見せた。

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■杖をついての登場

この日のイベントは、9月に膝関節の手術を受けたばかりということもあり、杖をついて登場。

医師が驚くほどの回復力だというが、「左が股関節、右が膝…全然まだ腫れていて。（手術前に）CMを撮ったときのパンツを履くのに、3分くらいかかった」と明かす。

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■55周年を迎えて…

今年10月末でデビュー55周年を迎える和田。

10月18日にはラストホールツアーも始まるが、「車椅子でも歌いたいと思っていたんです。でも、立ってリズムを取って歌いたい」と気合十分だ。

この55年を振り返って「初期の頃は男みたいって言われたり。芸能界ってこういう世界か、っていうのはありましたが…それこそハラスメントがあったりしましたけど」と苦笑いしつつ、「でも、今こうやって、みなさんの前でお話してる私が現実にいるわけですから。良くしてもらった方が多いんだと思います。ありがたい限りですね」としみじみ語っていた。

和田の出演する新CMは、6日より放映開始される。