前にいるとヒヤッとする”傘の横持ち” 5割が「目に刺さりそうになった経験アリ」
とくに階段やエスカレーターなどで前にいると怖い「傘を横持ち」した人。目に刺さりそうになった経験を調べたら…。
■ヒヤッとする傘の横持ち
「秋の長雨」という言葉があるが、中国大陸からの移動性高気圧が日本列島を通過する春と秋は、晴れの日と雨の日がたびたび訪れる。
そんな雨の日に、駅などの階段やエスカレーターなどでヒヤッとするのが「傘の横持ち」だ。
平らな道を歩いている時は、大人なら前を歩かれてもそれほど怖くないが、高さがあるところだと目に刺さりそうな恐怖感を覚えた経験者もいるのではないだろうか。
■5割以上が経験あり
Sirabee編集部が、8月27〜29日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「傘の横持ち」について調査したところ、12.9%が「何度も目に刺さりそうなったことがある」と回答。
40.4%が「1〜2回は経験がある」と答え、過半数が横持ち人間の被害に遭っていることがわかった。「経験なし」と答えたのは、46.7%だった。
■女性の被害が多い
男性と女性は平均身長が異なり、男性のほうがやや大柄のことが多い。それもあってか、今回の調査結果を男女別に見るとかなりの差が見られた。
「何度も刺さりそうになった」と答えた割合は、女性のほうが5ポイント以上多い。同じく、「1〜2回は経験あり」との回答も男女差は5ポイント以上。
人間は、常に後ろを見てリスクを避けることはできない。階段ではもちろんのこと、普通の道でも横持ちした傘は子供の目の高さになる。こうした行為は、絶対に止めていただきたい。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)