「サーモンの昆布漬け」が驚き アレを入れただけなのにこんなに美味しくなるなんて…
料理研究家ジョーさん。のサーモンの昆布漬けはあっという間にできて旨み凝縮。お茶漬けにもおすすめ。
お刺身といえばしょうゆにわさびが定番だが、簡単なひと手間を加えるだけで、驚くほど美味しくなるレシピがあるという。『料理研究家ジョーさん。』おすすめのサーモンの昆布漬けを編集部でも試してみた。
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■材料たった2つ
材料は刺身用サーモン150gと塩昆布20g。たったこれだけだ。サーモンではなく、白身の刺身ならなんでもOK。
■漬け時間は20分
刺身は表面の水分を取って味を染みやすくするために、最初にキッチンペーパーでくるんで10分ほど置いておこう。空気に触れた部分から酸化しやすくなるので全体を包んでほしい。
サーモンを適当な大きさにカットする。昆布漬けの場合、そぎ切りではなくサイコロ状でもなんでも大丈夫なので食べやすい大きさに切ろう。
ジップロックにサーモンと塩昆布を入れて、封をして全体をよく混ぜたら冷蔵庫で20分ほど寝かせる。昆布がまんべんなく行き渡るのでジップロックが便利でおすすめだ。
あとはお皿に盛り付ければ完成。漬けというと、最低でも2〜3時間漬けるイメージがあるが20分で本当にいいのだろうか…
■身がぷりぷりで味しみしみ
たった20分漬けただけなのに、昆布の味が刺身にしっかり入ってまろやかになった。臭みもまったくなく、しょうゆで食べるのとはまた違った奥深い味わいだ。
「魚にはイノシン酸が含まれていて、昆布にはグルタミン酸がある。これを組み合わせることで、旨味の相乗効果が生まれ、7〜8倍の旨みが出るといわれている」とジョーさん。刺身はもちろんだが、ごはんの上に乗せてお出しをかけてお茶漬けも美味しそう。
塩昆布で短時間漬け込むだけで、いつもの刺身が格段に美味しくなる魔法のようなレシピ。ぜひ一度試してみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)