星野仙一監督時代は乱闘練習を…中村武志氏が伝説の大乱闘事件の裏話を告白 

中村武志氏が星野仙一監督時代の「乱闘練習」や伝説として語り継がれる大乱闘事件の裏話を語った。

■ホテルに帰ってからも乱闘が…

彦野氏は「クロマティもあそこまで行くとは思ってないでしょ。俺はセンターを守っているじゃん。当然間に合わないよね。嘘? 嘘? って感じだもんね。行ったときは星野さんが大騒ぎしてこう(拳を見せる)やっていた」と回想。

中村氏も「あんなになるとは思っていなかったですね。あそこの乱闘もすごかったですけど、僕はホテルに帰ってからの乱闘もすごかったですから。みんなに囲まれましたもん、コーチ陣。みんなに言われましたもん、第一声がユニフォームを持ってこいと。『なにをやっているんだ貴様は』ってワーっと」と語り、苦笑いを浮かべていた。

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■クロマティ氏と宮下氏は和解

クロマティ氏がデッドボールを受けた際、まだ若手だった捕手の中村氏がマウンドに向かったクロマティ氏を止めることなく、落ちたボールを拾いに行ったことが星野仙一監督の逆鱗に触れたといわれている。

この乱闘はくりーむしちゅーの上田晋也が生観戦していたことでも有名。なおクロマティ氏と宮下投手は和解しており、クロマティ氏のYouTubeチャンネルで共演し、なごやかに当時を振り返ったこともある。

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■中村氏が伝説の大乱闘を語る