“神宮外苑再開発の対立”で対話を可能にする方途 桑田佳祐のメッセージ

倉本圭造氏の尽力で背景を明るみにする神宮外苑再開発問題。さらに寄り添い合う途がある。桑田佳祐の言葉。

■桑田佳祐のメッセージ

何より桑田佳祐が訴えかけているのは、どうなってしまうのか教えてほしいというメッセージだ。もちろん桑田が外苑再開発問題を調べていないわけではなく、それでも答えがわからないこともあるだろう。

まさに欲しているのはリベラル層に寄り添う姿勢であり、最終的には、倉本氏も追求する対話のある社会像である。確かに批判にあたる反対運動も多いだろうが、そうでなくてもわからないことは多い。

人々はあまりわからずとも、ニュースメディアを求め、社会を理解したがり、社会とともにあろうとするのだ。

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(文/メディア評論家・宮室 信洋

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