「恋人の両親から高額な結納金を求められた」 国際結婚を考える男性が困惑
恋人の両親に高額な結納金を求められ、別れることも考えるようになった男性。文化や伝統の違いを、どこまで受け入れるべきなのか。
アメリカ出身の男性がタイ人女性と恋に落ち、結婚したいと考えるように。しかし「相手の両親から大金を求められて、とても困惑している」という書き込みが話題を集めた。
日本でも増えている国際結婚だが、大事なポイントとは…。
■タイの女子大学生と恋仲に
タイ・イサーンの女子大学生と交際中のアメリカ人男性が、ネット掲示板『Reddit』に投稿。想定外の展開に動揺していると明かし、ユーザーたちに助言と意見を求めた。
男性の恋人は決して貧しいわけではないが、両親はいわゆる中流階級。恋人も、大学を卒業後に高給取りになれる見込みはほぼない。
それでも深い愛情を感じているため「結婚したい」と考えているが、それを知った恋人の両親が意外なことを言い始めたのだという。
■お金を求められ…
恋人の両親は「結納の品として、お金を用意してほしい」と言い、さらに具体的に「100万バーツ(約412万円)」という金額を提示され、男性はショックを受けた。
その半分は結婚式を挙げるために使い、残り半分は両親のものになる。そうも聞かされ驚く男性に逆に驚いた恋人は、「決して高くはないわ」「お金は結婚式でゲストたちに披露するのよ」と説明した。
男性は諸事情があって2週後にはタイを離れる予定であり、そのままタイには戻らず恋人と別れることも検討しているという。
■娘の夫に望む経済力
投稿を読んだユーザーの一部からは、「娘が外国人の妻になるというのだから、捨てられても娘が困らないように『安心料』も含めているのだと思う」「娘を養っていく経済力があることを示してほしいのだと思う」と、両親の考えに寄り添う声もあった。
また別れることに対しては、「タイを離れる前に恋人と両親に正直に話してほしい」「結納金は払わないと伝えるべき」というコメントも多い。
さらにオーストラリア人とタイ人の親を持つ男性ユーザーは、「イサーンでは『西洋人は超リッチ』と思い込んでいる人が多い」「西洋人と結婚すれば、自分も家族も豊かになれると思っている人も少なくない」と説明し、他のユーザーたちの理解を求めた。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)