伊達みきお、DeNA・藤田一也選手の秘話明かす 何度も被災地を訪れ…
今季限りで引退するDeNA・藤田一也選手。伊達みきおは、岩手県のホテルの支配人から聞いた秘話を明かす。
■本拠地で引退セレモニー
2004年のドラフト4巡目で、近畿大学から横浜ベイスターズ(当時)に入団。12年のシーズン中に東北楽天ゴールデンイーグルスにトレードされ、21年に戦力外通告を受けた。
22年シーズンから10年ぶりに古巣に復帰。きのう27日に本拠地横浜スタジアムで行われた東京ヤクルトスワローズとの試合後には、引退セレモニーが実施されていた。
■ファンにとって「絶対忘れられない大切な選手」
楽天ファンの伊達。13年の球団初の日本一に貢献した藤田選手は「イーグルスファンにとって絶対に忘れられない大切な選手」と評す。
3度ゴールデングラブ賞を獲得した高い守備力で「球界No.1と言われた鉄壁の華麗なグラブ捌きは、たくさんのプロ野球ファンを唸らせた。藤田選手の守備は、本当にすごくてカッコ良くて…イーグルスファンとして誇らしかったです」と振り返った。
■何度も被災地を訪問
昨年、岩手県のホテルに宿泊した際に支配人から聞いた秘話を記す伊達。11年の東日本大震災発生以降、藤田選手は何度も被災地を訪れて励ましてくれたという。
「横浜DeNAに行っても連絡くるんですよーっ!」とも語っていたそうで「義理堅いと言うか、律儀と言うか…人柄が最高なんですよ。引退を決めたときも、わざわざ僕なんかにまで長文のメールをいただきました」と明かした。
■いつかは楽天でコーチを
引退セレモニーを録画でチェックしたところ、楽天時代の同僚のヤクルトコーチ・嶋基宏から花束を受け取る場面もあり「この2人のこんな姿が見れるとは。。感慨深いシーンでした」としみじみとする。
「いつか、いつの日か…藤田一也コーチ。嶋基宏コーチとして東北楽天イーグルスへ戻って来て欲しいなぁ。心待ちしています」と願い「藤田一也選手19年間お疲れ様でした! ありがとうございました!」と伝えた。
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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)