アリアナ・グランデが美の基準に物申す 「エイジングって美しいこと」
アリアナ・グランデが美に対する思いの変化を告白した。かつては誹謗中傷の対象を隠すため、メイクやリップフィラー、ボトックスをしていたと明かしている。
昔に比べ価格も下がり、ますます身近な存在になった美容整形。堂々と施術を公言する芸能人が増えてきたことも、その一因だろう。
だがこのたび人気歌手で30歳のアリアナ・グランデが、涙ながらに美に対する思いを語り、注目を集めている。アメリカの『E!News』や『Yahoo!』が報じている。
■10代から誹謗中傷
今月12日、ファッション誌『VOGUE』の公式YouTubeの人気コーナー「ビューティー・シークレット」に登場したアリアナ。その中で普段使用しているコスメを紹介しつつ、メイクをしながら美について最近の考えを明かしている。
彼女がデビューしたのは2008年。当時まだ15歳だったが、有名になるにつれ、世間からの誹謗中傷も増えていったという。
■数えきれないほど施術
それは彼女の体型や顔、髪型など、あらゆるパーツに対するもので、「未熟な若い女の子にとって、それはとてもつらく、たくさん傷付いたわ」と話している。
次第にそれらを隠そうと、ヒアルロン酸やコラーゲンを注入するリップフィラーやボトックスを大量に、数えきれないほど施術するように。
語っているうちに感情的になってしまったアリアナは、涙ながらに「長い間、メイクや整形はそういったネガティブな点を隠すためだった」と告白した。
■メイクは自己表現
しかしアリアナは5年前の2018年を境に、一切のフィラーやボトックスをストップ。その理由を「やりすぎだと感じた。ありのままの自分を隠すのは間違っているから」と明かしている。
今ではメイクを「自己表現」と捉え、美との関係は個人的なものであるべきだとも。さらに世間に向け「あなたが美しいと感じるものは、何でも支持するわよ」と、十人十色の美に対し声援を送った。
■「いっぱい笑ってもっとシワができれば」
さらに頬のできものも堂々と披露しているアリアナは、エイジングに対する思いも告白している。「今では目尻のシワもほうれい線も、全然気にしない。いっぱい笑って、もっと深くなればいいなと思うわ」と明るく表現。
「だってエイジングって美しいことだもの!」と笑顔で視聴者を勇気づけると、ファンからは「アリアナは天使だね!」「みんな、素が1番輝いていると思う」「正直で好感が持てる」といったコメントが寄せられた。
■美について語るアリアナ・グランデ
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)