日本テレビがスタジオジブリを買収 「Hulu」での配信解禁に期待の声も
スタジオジブリを日本テレビが子会社化することが報じられ、ファンからさまざまな声が。国内での配信解禁への期待も寄せられている。
日本テレビがスタジオジブリを子会社化することが21日、報じられ、X(旧・ツイッター)でも関連ワードがトレンド入り。ジブリ作品の国内での配信解禁に期待する声もあがるなどユーザーの反響を呼んでいる。
■後継者問題について模索
報道によると、スタジオジブリは、宮崎駿監督や鈴木敏夫プロデューサーの年齢を考慮し、後継者について模索。宮崎監督の長男・宮崎吾朗氏が後継者候補に挙げられたこともあったが、吾朗氏が固辞し、宮崎監督も吾朗氏が同社を継ぐことに反対していた。
日本テレビは、1985年に『風の谷のナウシカ』をテレビ初放映して以来、スタジオジブリ作品に出資し、『金曜ロードショー』を通じて作品を放送するなど関係が長く続いており、スタジオジブリの事情を受けて話し合いを開始。同局がスタジオジブリの株式を取得して子会社化し、経営面をサポートすることとなったという。
■「会社もどう生きるか」
この報道を受け、Xでは「スタジオジブリ」「日本テレビ」「子会社化」「後継者問題」といった関連ワードが続々とトレンド入り。
ファンからは「独創性が損なわれなければいいけど…」と案じる声の一方で、「まあ会社もどう生きるか問題があるから仕方ない」「後継者不在で相続起きて資本関係グチャグチャになったり、何か問題が起きる前に売却できるのは良いことだと思う」と納得する声があがった。
■「Huluで見られるように」期待
さらに、日本テレビの子会社が運営するVODサービス「Hulu」もトレンド入り。
ジブリ作品といえば、これまで日本国内ではサブスプリクションサービスによる配信は行われていなかったが、「Huluで見られるようになるのかな」「Huluでジブリ見れるんじゃね?」「これはHuluで配信解禁くるやろな」「Huluでジブリ作品の配信きたら嬉しいな~」と期待する声が集まる。
ただ、「子会社化する前から放映権は日テレ持ってるんで、今までHuluで放映されてないものが変わるとも思えないけど…」「海外行くとネトフリでジブリ全部見れるんだけどねぇ…」といった声も見受けられた。
・合わせて読みたい→『君たちはどう生きるか』大ヒット中の宮崎駿監督 6割が「あと1作は作って」と切望
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)