ドイツを下した日本代表 もうワールドカップ優勝も夢ではない?

強すぎる日本代表、1月のアジアカップでは優勝は間違いない? 今後も強豪国に勝利しこれまでにない快進撃が続く可能性も。

サッカーW杯

サッカー日本代表の快進撃がワールドカップ以降も続いている。


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■ドイツ、トルコに連勝

9月の欧州遠征でドイツに4−1で勝利した日本は、トルコ戦でも4−2で勝利し、勢いが止まらない。三笘薫や久保建英、伊東純也や鎌田大地、堂安律や冨安健洋、遠藤航など欧州の主要リーグで活躍する選手が勢ぞろいし、これまでになく日本代表のレベルや評価は上がっている。

昨年のカタールワールドカップでも、日本はドイツに苦戦したものの2−1で逆転勝利をおさめ、欧州強豪国に連勝したのは今回が初めてとなる。森保監督も優勝を目標としているが、それは難しくても今の日本であればワールドカップベスト8に行ける力は十分にある。

来年1月にはアジアカップも行われるが、優勝以外は考えられない状況だ。

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■大きな課題も

だが、浮かれてばっかりはいられない。じつは日本が欧州の強豪国にいい試合ができるのは今に始まったことではない。

中田ヒデや中村俊輔、本田圭祐がいた時代でも、ドイツやイタリア、フランスなどといい試合をしていた。フランスには勝ったこともある。

そして、今月のドイツ戦はいつものドイツではなかった。ワールドカップ4回の優勝を誇るドイツは近年、ワールドカップでは2大会連続予選敗退するなどパニック状態で、日本との試合後に監督が解任された。

また、次回のワールドカップから出場国が32から48と大幅に増え、要はコスタリカやクロアチアなど日本と同じような力を持っている国々がより多く参加するのだ。

日本にとっては欧州強豪国と試合するより、日本とFIFAランキングが近い国々の方が分が悪い。カタールワールドカップでも、日本はコスタリカとクロアチアには負けた。日本にとってはこれが今後の大きな課題なのである。

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(取材・文/Sirabee 編集部・セレソン 田中

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