恋人の「HIV陽性」告白に動揺したばかりに… 音信不通にされた女性が苦悩
恋人からの「俺、HIVに感染しているんだ」という告白に動揺し、傷つけてしまった女性。今は「それでも彼が好き」「どう伝えたらいいの?」と悩んでいるという。
思いがけない話を聞いて、大ショックを受けた女性。「そのせいで恋人が気分を害し、連絡が途絶えてしまった」という悩み相談が話題を集めている。
■クリーニング店を営む彼
海外で暮らす女性(32)が、ちょくちょく利用するクリーニング店を営む男性(48)に気に入られ、声をかけられるようになった。
女性にはかつて好きな人がいたが、相手の浮気が原因で破局。散々不愉快な思いをしたこともあって男女交際には興味がなく、「飲みに行かない?」と男性に誘われても、断ってばかりだった。
■何度も誘われて交際開始
しかし今から3ヶ月前、たまたま店の前を歩く女性を見かけた男性が走って追いかけ、またしても「ねえ、飲みに行くのはどうかな?」と誘った。嫌な気はしなかった女性は「いいわ、行きましょう」と承諾し、早速会う日を決めてデートに出かけた。
年齢差も最初のうちは気になったが、男性は女性を大事に扱いいろいろな場所に連れて行ってくれる。優しい男性に女性も惹かれ、「男女の仲になってもいい」とさえ思うようになった。
■彼の告白にショック
ある晩のこと、女性のほうから勇気を出して「あなたとなら寝てもいい」と伝えたところ、男性は「君にまず明かしておくべきことがある」と言い出した。
「俺、HIV陽性なんだ。以前交際していた女性にうつされたんだよ」。そんな突然の話に驚く女性の顔を見て男性は傷つき、そのまま出て行ってしまった。その後に女性のほうから何度もメッセージを送信しているが、返事はないという。
■「話し合いを」と助言
確かに驚きはしたが、男性に対する気持ちは今もある。今後どうすべきか悩む女性が、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿した。
回答者は「80年代とは違います」「HIVに感染しているからといって死ぬわけではありません」と説明。そのうえで治療法がずいぶん進歩していること、またきちんとケアすれば普通の生活が送れることも強調した。
また、今後も男性との交際を望むのであれば店に行き、「ちゃんと話し合いたい」と伝えるべきだとアドバイス。「最初は驚いちゃった」「でもしっかり考えたし、もう一度やり直したい」と伝えることを提案している。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)