結婚式の代表スピーチで友人が恋人にプロポーズ 主役の座を奪われショックの新郎
結婚する2人が誰よりも目立つべき場で、友人が恋人に「僕の妻になってください」といきなりのプロポーズ。パーティの主役の座を奪ってしまった。
■結婚式のスピーチに衝撃
海外で暮らす男性(30)は同性の恋人(34)と婚約し、1週間ほど前に結婚式の日を迎えたという。
当日、ゲストたちの祝福ムードが全開になった頃、男性の友人が代表スピーチを始めた。感動的なメッセージを期待していた男性だったが、「実は僕にも結婚したい人がいる」という友人の言葉を聞いて耳を疑った。
恋人と一緒に式に出席していた友人は、その場でひざまずいてプロポーズ。恋人が「Yes」と言うなりゲストたちは拍手喝采し、ふたりの婚約成立を祝った。
■あたかも婚約パーティに
その瞬間から友人カップルが式の主役になり、まるで婚約パーティのような雰囲気に。式を盛り上げてもらおうと雇ってあったDJは、友人の恋人に思い出の曲を聞き、それを会場に流して婚約成立をロマンチックに演出した。
会場にいた他のカップルも次々と好きな曲をリクエストし、ダンスを満喫。ようやく主役である男性たちが踊る番になったが、その頃にはゲストたちは疲れて無関心だったそうだ。
■親戚から批判噴出
結婚式を台無しにされた男性たちは腹を立て、会場を出ることに。その際に両親には「もう帰る」と伝えたが、ほとんどのゲストは「主役」が退席したことに気づきもしなかったようだ。
数日後にはいとこから電話があり「なんで帰っちゃったの?」と聞かれたが、男性が気持ちを伝えてもまったく理解してもらえなかった。その後も親戚から「大人げない」と怒られているという男性が、ネット掲示板『Reddit』に経緯を書き込み、意見を求めた。
■「友人が悪い」という意見
投稿を読んだ多くのユーザーは男性に同情し、「結婚式の場でプロポーズするなんてあり得ない」「せめて事前に主役の許可を得るべき」と判断。
「結婚式の主役は、結婚する当事者のみ」「あなたを責める親戚も最低」といったコメントも、多数書き込まれている。
結婚式のスピーチは、結婚するふたりのために行うものだ。主役2人とその家族が幸せだと思えるスピーチになるように、担当する人間は内容を十分に考えるべきだろう。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)