野生のポケモンが飛び出してきた!? 粘土で作ったアート作品がカワすぎと話題に
ペットとして欲しいレベル… 粘土で作った原寸大のポケモンのクオリティが凄すぎる。
子供から大人まで、世界中のゲーム好きやアニメ好きに大人気のポケモン。カワイイキャラからかっこいいキャラまで現在1000以上いる個性豊かなポケモン達だが、ペットのように実物大で飼ってみたい…! と思ったことはないだろうか。X(旧Twitter)では、そんな夢を叶えてしまった作品が話題を呼んでおり…。
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■再現度高いし可愛くてたまらん…
「粘土で等身大のかまってほしそうなミズゴロウ作りました!」とコメントを添え、かまってほしそうにつぶらな瞳でこっちを見てくる等身大のミズゴロウの画像を投稿したのは、等身大のポケモンを粘土で作るYouTuber・ねんどよしりんさん。
ポーズのあざとかわいさにもうキュンとしてしまうし、ついなでなでしたくなる。そもそも粘土でこのクオリティの作品を個人で作ってしまうのは凄すぎる。他に膝に乗せている写真も投稿されてあるのだがそれも超キュート。他のポケモンのアチャモやキモリも作っているようで、ホウエン地方の御三家が揃った形だ。
■「ポーズも表情も全部かわいくてあざとくて好き」と反響
その再現率の高さと可愛さに心惹かれたツイッターユーザーは数多く、ネットでは「ぎゃわいいいいいいいいいいいいいい」「ものほしげなミズゴロウめちゃめちゃ可愛いです…!!!!」「かまいます」と大絶賛。
また「滑らかな質感がお見事」「クオリティが本当にすごいですね」と、あまりのクオリティに感嘆した声や、「公式もこれぐらいリアルな等身大フィギュア出してくれないかな….」公式への想いを語った声もあった。
記者は、そんなポケモン愛溢れるクリエイター・ねんどよしりんさんを取材した!
■特に苦労したのは「骨格」
今回のミズゴロウを作るのにかかった製作期間は約1ヶ月。大半が粘土の乾燥時間なので、実働は2週間ぐらいだそう。
特にこだわったのは「ポージング」だそうで「せっかく自分で作るのなら、唯一無二のものを作りたいので、基本的に公式イラスト等世に出回っているものと同じにならないように意識して作っています」とねんどよしりんさん。
「私の中でミズゴロウはおっとりしているイメージと口を紡いでいるイメージが強くあったので、手を口に寄せおねだりしている感じで作りました。尾鰭や頭の鰭など薄い部分は、あえて少し曲げて、動きのある日常を切り取ったようなイメージで仕上げました」。
苦労した点を伺うと「このポケモンは四足歩行歩行なので、のっぺりした体を座らせたとしたら、中の骨格がどのような感じになるのかのイメージが難しく苦労しました」とのことだった。
■ポケモン制作で大きく広がった人生
以前ホームセンターで仕事をしていたねんどよしりんさん。創作を始めたきっかけは「仕事場の道具が無料で借りれる事を知り何か作りたい」と思ったこと。
そして初めて作ったのが「ロトム図鑑のiPadケース」だった。
「それがSNSでバズって多くの人からコメントをもらって嬉しかったので続けてたら今に至ります」
ねんどよしりんさんが等身大のポケモンを製作し始めたのは2〜3年前くらいで「数は実寸大以外も含めると40体ぐらいだと思います」とのこと。すごい賑やかそう…。
また1年前からYouTuberとして自身の作品を随時お披露目している。作った全てのポケモンがお気に入りの中、特に思い入れがあるのは、フィッシャーズさん、はじめしゃちょーさん、ポケモン公式のポケるんTVさん、東海オンエアさん、モノマネ芸人のJPさんといった、数々の有名YouTuberともコラボしている「ピカチュウ、ピチュー、クワッス、イシツブテ、メタモン」だという。
また「もちろんこれ以外にも数多くの方々が様々な所で関わっていただいており、ポケモン制作を通してこれほどたくさんの方に出会えるなんて、作り始めた当初は想像もしていませんでした。今はただただ、人生が楽しいです」と、ポケモン制作によって世界が広がったことに、ねんどよしりんさん自身も驚いているようだ。
ポケモン制作で様々な人々と関わることが増え、人生がより広がったと話すねんどよしりんさん。これからも、素敵で可愛いポケモンを作り続けてくれることだろう。ねんどよしりんさんのYouTubeにもぜひ注目してほしい(ねんどよしりん Clay yoshirin Pokémon Clay Art)。