秋口に服装の調整に失敗した人は約3割 「もしかして半袖なのは私だけ?」
季節感をとるか、心地よさをとるか。服装の選択が難しい季節がやってくる。
これから涼しくなるにつれ、服装の調整が難しくなってくる。まだまだ暑いと思って薄着で出かけたら、じつは意外と涼しくて、半袖は自分だけだった…なんてことも。
■秋口に1人だけ半袖で恥ずかしかった
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で28.8%の人が「秋口に半袖を着ているのが自分だけで恥ずかしい思いをしたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は27.6%、女性は30.0%という結果になっている。
■小学校の授業参観で半袖1人
編集部が話しを聞いた30代の女性は、「私はすごく汗っかきなので、秋になってもギリギリまで半袖を着ることが多いのですが、秋に小学校の授業参観に行ったとき、保護者の中で本当に私だけ半袖だったことがあって…」と述べた。
気付いた瞬間からとんでもなく恥ずかしくなってしまい、ジリジリと目立たない端のほうに移動してこっそり授業を見守ったそうで、子供が何も気付いていなかったのが幸いだったと振り返った。
■季節感よりも心地よさを選んだ結果
恥ずかしいと感じることもあるが、季節感よりも心地良さをとりたいという40代の男性は、「僕は暑がりなので、周りが長袖を着始めても、自分が寒いと感じるまでは半袖を貫くほうです」と述べた。
そうは言っても、電車内で本当に誰も半袖を着ておらず、「えっ?」という顔で見られると、恥ずかしさを覚えることもあるという。「それでも、汗をかきながら長袖を着るくらいなら、快適に過ごしたいという気持ちのほうが強いんです」と、優先順位は変わらないようだった。
■気温や体調に合わせた服装選びが大切
服装の季節感にまつわる失敗談はネット上でもしばしば見られる。「昨日まで暑かったから半袖で行ったら今日は寒くて失敗。周りがみんな長袖…」、「9月末だし寒いと思って秋服着たのにこの暑さ。どこ行った季節感!」など、季節の変わり目である秋口のコーデには苦労している人が多いようだ。
季節感も気になるが、大切なのは気温や体調に合わせた服装を選ぶことではないだろうか。日中と朝晩の気温差も気になり始めるこの時期、暑さ寒さを我慢せず、羽織物や重ね着など調整しやすい服装を心掛けて体調を崩すことなく過ごしたいものだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)