麺が入ってない「ペヤング」の亜種、器にこだわれば一気に味が“覚醒進化”
この度登場した「ペヤングやきそば風もやし炒め」。味のクオリティをさらに上げる方法を思いつき…。
カット野菜商品などを手掛ける野菜メーカー・サラダコスモが、「ペヤング」とコラボし完成させた「ペヤングやきそば風もやし炒め」(158円)。今月1日にリリースされて以降ネットを中心に「めっちゃ気になる」「天才かよ」と話題を呼んでいる中、同商品をさらに美味しく食べる方法を発見したので紹介したい。
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■野菜炒めを魔改造
人気カップやきそば「ペヤング」とコラボしている同商品は、緑豆もやし、キャベツ、にんじん、にら、そしてペヤング特製ソースが入っている“野菜炒めセット”。パッケージには「麺は入っておりません」という注意書きがある。
ペヤングの製造元・まるか食品が長年研究に研究を重ねたあのソースが野菜炒めに絡まると、一気にペヤング化するという夢の商品なのである。これは天才。
■自在なトッピングで味を向上
調理法は簡単。フライパンにサラダ油をひき、袋内の野菜を一気に炒め、仕上げにペヤングソースをかけて強火で仕上げたら完成だ。
サラダコスモ広報担当者は「麵無しでまさにローカロリーなペヤングの完成です。そのまま食べても十分美味しいですが、ペヤングそのものと混ぜたらさらに最高。豚肉、青のりなどを入れるとより一層旨味が増しますよ」とsirabeeに向けてコメントをくれた。
■野菜炒めそのものは十分ウマいが…
実際調理して試食してみると、確かにペヤング感がだいぶ強い野菜炒めが完成した。味は間違いなく本家ペヤングに近く、おかずとして白米にも十分マッチするウマさである。
しかし、やっぱりあのビロビロで細めのやきそば麺が恋しい。ローカロリー食、ダイエット食とはこういう辛さを乗り越えないといけないのであるが、なんとも言い難い物足りなさを感じたのも事実だ。豚肉や青のり以外に、それを埋める“追加資材”はないものか…。
■やっぱ器はコレだよな!
記者がたどり着いた答えは器だった。有名な料理人も、器にはこだわるものである。器が味覚さえ変化させることもある。
そこで、記者はまず本家ペヤング(やきそば)を作ることにした。完成したやきそばを爆速で完食し、残ったあのプラスチック製カップを洗浄し、そこに今回のペヤング風もやし炒めをぶっこんだ。
すると不思議なことに、皿に盛った時よりもよりペヤング感が強く感じられ、完食後の満足度が一気に跳ね上がった。まさに味に匹敵するくらい重要な「料理の見た目」を実感した。
ペヤングファンのかたは是非この方法で楽しんでみて欲しい。
■執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーからスポーツまで精力的に取材しつつ、中年独身ひとり暮らしを謳歌する。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)