妻の介護に追われ夫が「異性の友達が欲しい」 浮気願望を疑われ難航中
「既婚者が異性の友達を求めることは、そんなに悪いことなのか」。妻の介護に追われる男性の書き込みが、話題を集めている。
要介護の妻に尽くすため、仕事を辞めた男性。「せめて一緒におしゃべりを楽しめる相手がいたら楽しいだろう」と考え、別の女性との出会いを望むようになったが、「浮気したいんだろう」と勘違いされて傷ついてしまった。
■妻の介護に追われる毎日
海外で暮らす男性(65)はバスの運転手として働いていたが、妻(63)が体調を崩し要介護になったことから辞職。想像以上に大変な介護に日々追われているものの、今の生活が単調かつ退屈だと感じている。
朝になれば起き、犬を散歩に連れていく。家に戻ればテレビをつけ、あとは妻の世話をするだけで1日が終わってしまうのだ。
■友達を望むように
そんな生活を続けるうちに、男性は「せめて友達がいればどんなに楽しいだろう」と強く思うようになった。新しい友達の性別には、こだわるつもりはない。
ただし以前、同性に声をかけたのにまったく仲良くなれなかった苦い経験がある。そこで男性は「女友達を探してみよう」と思い立ち、勇気を出して地元紙に「女友達募集」の広告を出して電話番号も載せた。しかし連絡をくれる人はいなかった。
■誤解され嫌な気持ちに
今も「女友達が欲しい」という気持ちはあるが、そのせいで人から誤解されてしまうこともある。女性に声をかけるだけで「奥さんを裏切っている」と思われてしまうのだ。
友達作りがうまくいかず「自信をなくしかけている」という男性が、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、「どこが間違っているのでしょうか」と問いかけた。
■「問題ない」と助言
相談を受け付けた回答者は、友達募集の広告を出したことについて「問題はありません」「まだあなたにぴったりのお友達に出会えていない。ただそれだけのことです」と男性を励ました。
また今後については、同じ趣味や興味を持つ人たちの団体に入って人に会う機会を増やす、ネットで友達を探すといった方法を試すのもいいと助言している。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)