巨人・坂本勇人の三塁守備 「あんなに上手いとは…」高木豊氏が大絶賛
三塁手でも守備センスを発揮する坂本勇人。高木豊氏は「足の負担考えたらサードのほうが長持ちする。3,000本近くなる」と語る。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が16日、自身の公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。プロ野球・読売ジャイアンツの坂本勇人選手の三塁守備を絶賛した。
■三塁守備に違和感なし
今月7日の東京ヤクルトスワローズ戦で、プロ入り初の三塁手としてスタメン起用された坂本選手。遊撃手として5度ゴールデングラブ賞を受賞している守備の名手は、サードでもそのセンスを発揮しており、その後の試合も三塁手として先発出場している。
高木氏は「やっぱり絵になるな、サードも。サードに行ったらピッチャーとの距離も近いし、その声をかけている姿とかスケール感を感じるんだよね。全く違和感なく上手いな」と、うなった。
■「あんなに上手いとは」「華がある」
「ちょっと前の打球をシングルキャッチして。セカンドにいこうかなと思ったら、(一塁走者の)ブライトだったかな。意外と進んでて、諦めてそのままファーストに投げた。あの能力なんか高い、身のこなしが。もうジャンピングスローをしかけてたんだけど、右足をステップしたまま投げてた」と守備センスを感じた一幕も。
「坂本にサードやらせたらあんなに上手いとは思わなかった」「見ていても華がある。いろんなプレーを見せてくれると思う」と華麗なグラブさばきを評した。
■3,000安打のためにはサードで
かつて自身も、守備の要のショートを経験した高木氏。「体しんどいよ。俺は2年だけど、あいつ14年くらいやってる。それはもう、ヘトヘトだと思う」と体への負担は大きいと語る。
「足の負担とかいろいろなことを考えたら、やっぱりサードでいいよな。サードのほうが長持ちすると思う。3,000本にも近くなると思う。そのためには休まないことが条件になってくると思うし、これがショートだったら休ませることになるかもわからないし」と3,000安打達成を期待していた。