「秋の訪れ」を感じ始めるのはいつ頃? 9月か10月か、11月派も…
8月7日の立秋からはもう1ヶ月以上が過ぎたがまだまだ残暑が厳しい日本列島。秋らしさを感じ始めるのはいつ頃なのか調べてみた。
9月も半ばだが、東京ではまだ真夏日になる日も少なくない。街中には、Tシャツやポロシャツなど半袖姿のほうが、長袖の人よりも目立つ状況だ。
■立秋からひと月が過ぎ
ただ、暦の上では今年の立秋は8月7日。例年、日本列島の梅雨が明けて暑さが本番になる頃だけに、「ここから秋」と言われてもピンとこないかもしれない。
地球温暖化の影響で、季節の感覚が変わりつつあるなか、世間が「秋の訪れ」を感じ始めるのは、いつ頃なのだろうか。
■「10月初旬」が最多
Sirabee編集部が、8月27〜29日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「秋の訪れを感じ始めるタイミング」について調査したところ、「立秋」と答えた人はわずか1.1%。
最も多かったのは「10月初旬」で20.5%。9月の「半ば」「月末」がそれぞれ18%台で続く。およそ9割がたの人が10月末までには秋の訪れを感じ始めているようだ。
■「9月末〜10月初旬から秋」か
また、累計では「9月末」までに秋の訪れを感じ始める人が51.5%。ここが過半数となるため、今回の調査における「夏から秋の分かれ目」は、「(累計で5割を超える)9月末〜10月初旬(最多得票)」と言ってよさそうだ。
立秋からは約2ヶ月遅れとなるが、これが温暖化が進む21世紀の四季なのかもしれない。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)