スーパーで遭遇した謎のカニ、商品名に目を疑う あまりに「えっちすぎる」と話題に…
スーパーで「えっちかに」なる商品名のカニを発見。見た者の「想像力を刺激する」と話題の名称について、漁業関係者に話を聞くと…。
大人になる過程で、我われ人類の心は少しずつ汚れていってしまうもの。日常生活の中で、そうした「心の汚れ」を意識した経験はないだろうか。
なお現在X(旧・ツイッター)上では、見た者に動揺を与える「謎の商品名」に注目が集まっているのだ。
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■「えっちなカニ」に目を疑う…
今回注目したいのは、Xユーザー・世捨て蟹さんが投稿した1件のポスト。「えっちなカニ売ってたから買った」と、人々の想像力を刺激する1文の綴られた投稿には、パックに包まれたカニの写真が添えられている。
「一体どこに、えっちな要素が…?」と思わず身構えてしまったが、カニの様子を見ても特に「えっち」な要素は感じられない。しかし、パックに貼られたシールを見ると…そこには「水産かに代表(えっちかに)」なる、衝撃的な名称が並んでいたのだった。
■「えっちすぎる」とユーザー大興奮
「えっちかに」の5文字はXユーザーに多大なる衝撃を与え、件のポストは投稿から1日足らずで1.5万件以上ものリポストを叩き出す事態に。
他のXユーザーからは「紛れもなくえっち」「これはえっちですねぇ…」「ふーん、えっちじゃん」「えっちだから値引きされたのか…?」といったリプライが寄せられている。
ポストの写真を見ると、こちらは東海地方を中心に出店しているスーパー店舗にて購入した商品の模様。しかし、原産地名は「千葉県」と記されている。
そこで今回は「えっちかに」について、「千葉県漁業協同組合連合会」に詳しい話を聞いてみることに。その結果、なんとも「Hすぎる正体」が明らかになったのだ…。
■「めちゃくちゃHだった」と判明
「えっちかに」という名称を受け、千葉県漁業協同組合連合会の担当者からは「ヒラツメガニの通称名と思われます」との回答が。
「ヒラツメ」が「えっち」になってしまった理由については、「甲羅部分にアルファベット大文字の『H』のような形をした特徴的なくぼみがあることから、『えっちかに』と呼ばれるケースがあるようです」と、補足している。つまり「えっちかに」は「Hではある」と同時に、「えっちではない」可能性も考えられるということだ(哲学)。
なお、千葉県では「えっちかに」の呼び名が一般的…なワケではないようで、担当者は「漁業関係者でないと、ピンと来ないと思います」ともコメントを寄せてくれた。
スーパー店頭などで「えっちかに」に遭遇した際は決して動揺せず、「ああ、ヒラツメガニのことね」と、大人の余裕を保っておこう。